マンション・アパートにEV充電設備がなくてもEVに乗れる?EV充電器の導入方法も紹介
更新日:
マンション・アパートなどの集合住宅に住んでおり、駐車場にEV充電器がないためEVの購入をためらっていませんか?
「マンションにEV充電設備がなくてもEVに乗れる?」
「EV充電設備がない場合はどうすればいい?」
上記のようなお悩みの解決法や、EV充電器の導入方法を紹介します。
マンションやアパートに充電器がなくてもEVに乗れます
結論、マンションやアパートにEV充電器がなくても、EVに乗ることができます。
具体的には、自宅周辺の商業施設などに設置されているEV充電器を活用することで、充電問題は解決できます。
自宅外で充電するのは不安だという方もいるかもしれませんが、日産自動車が実施したアンケートでマンション・集合住宅の居住者の約8割が自宅外で充電しているという結果が出ていることからもわかるように、決して珍しいことではありません。多くの方がマンションやアパートにEV充電器がなくてもEVに乗っているので、ご安心ください。
EV充電器の設置数は年々増えており、ショッピングモール、道の駅、カーディーラー、飲食店など、全22.482基*のEV充電器が設置されています。
*EV充電スタンド情報サイト「EVsmart」より(2024年9月時点)
近くにあるEV充電器の場所を調べるには、検索サイトの「EVsmart」や「EV充電エネチェンジ」のアプリ活用がおすすめです。
自宅外で充電する方法
自宅外の充電器を利用するには、
①アプリを利用して充電する
②充電カードを利用して充電する
といった方法があります。それぞれ詳しく説明します。
①アプリを利用して充電する
1つ目がアプリを利用して充電する方法です。たとえば、「EV充電エネチェンジ」のアプリを使えば、全国に設置された「EV充電エネチェンジ」の充電スタンドで簡単に充電できます。
EV充電エネチェンジの利用料金は、55円/10分(最低単価10分〜)です。詳細な使用料金はアプリから確認できるので、アプリをダウンロードしてご確認ください。
◆アプリの詳しい使い方はこちら↓
また、エネチェンジは充電し放題の定額プラン「エネチェンジパスポート」も用意しています。このサービスでは、月額(30日間)2,980円で、7時から16時の利用可能時間であれば回数制限なく充電できます。日中充電できる方にはぴったりのサービスですので、ぜひ検討してみてください。
②充電カードを利用して充電する
充電カードを使って充電することもできます。
「充電カード」とは、EVを充電する際、事前にクレジット情報や支払い情報などを登録しておくことで、ユーザー認証や支払い手続きを円滑に行うためのカードです。加入するプランに応じて、月額または年額料金を支払うことで利用できます。
たとえば、リーフやサクラなどのEVを展開する日産自動車の充電カード「ZESP3」を契約した場合、全国にあるe-Mobility Powerが提供するEV充電器を利用できます。
日産の充電カードには4つのプランがあり、利用頻度に応じて自由に選ぶことができます。プレミアムプランを選択すれば、普通充電器の利用は毎月600分まで、急速充電は100〜400分まで追加料金なしで利用することができます。
画像引用:日産自動車
充電カードの詳細については、以下の記事をご確認ください。
マンション・アパートにEV充電器を設置するには
アプリや充電カードを利用することで、EV充電器がなくてもEVに乗れますが、マンション・アパートにEV充電器を設置することができればより利便性が高まります。
ただし、戸建てに住んでいる場合は自宅にEV充電器を簡単に設置することができますが、マンションやアパートなどの集合住宅では、個人の判断だけでEV充電器の設置を決定できません。分譲マンションの場合は理事会の承認を得る必要があり、賃貸の場合は物件のオーナーや管理会社の許可と判断を仰がなくてはなりません。
とは言え、理事会やオーナー、管理会社の許可を得ればEV充電器の設置は可能で、実際に実現しているマンション・アパートも数多くあります。
マンション・アパートにEV充電器を設置するには何をすればいいのか、ポイントをそれぞれ解説します。
分譲マンションの場合
分譲マンションへEV充電器を設置する場合、管理組合の決議を通す必要があります。まずは管理組合の代表者である理事会に提案するのがよいでしょう。
◼︎分譲マンションへEV充電器を設置するには
2:EV充電器設置業者に説明会を実施してもらう
3:管理組合の合意形成をし、総会で決議する
設置に費用がかかる場合はマンションの管理組合で合意形成を得て決議を通すハードルが高くなりますが、逆に費用がかからない場合は決議を通せる可能性が高まるでしょう。
EV充電エネチェンジの場合は、補助金を活用することでEV充電器を設置する初期費用・月額費用が0円であるため、おすすめです。また、EV充電エネチェンジでは担当者がマンションの理事会へ同席し、サービスについて詳しく丁寧に説明するため、EV充電器に関する知識がなくても問題ありません。
東京都では2025年から新築マンションにEV充電設備の設置を義務化するなど、今後マンションへのEV充電器の設置の流れは加速することが予想されます。将来的にマンションにEV充電器が設置されていることが当たり前となった場合、EV充電器が設置されていないマンションは購入の選択肢から外され、売りづらくなり、資産価値に影響する可能性もあります。
補助金が活用できるうちに早めに分譲マンションへのEV充電器の設置を検討したい場合は、ぜひEV充電エネチェンジまでご相談ください。
関連記事
【管理組合向け】FAQ -EV充電よくある質問-
集合住宅・マンションに電気自動車用充電器を設置する 【第1回】理事会を通す 編
賃貸アパートの場合
分譲マンション同様、賃貸アパートに住んでいる場合も個人の判断でEV充電器の導入はできません。賃貸アパートオーナーや管理会社に無断でEV充電器を取り付けることは、基本的にルール違反となるため、EV充電器設置の要望を出す必要があります。
◼︎賃貸アパートへEV充電器を設置するには
EV充電エネチェンジは、アパートへのEV充電器の設置も受け付けており、初期費用や月額費用も0円です。コストがかからないので、家賃や共益費があがる心配もほとんどありません。EV充電器の設置を望んでいる居住者のみなさまは、ぜひ一度、オーナーや管理会社へ要望を出すのをおすすめします。
実際にEV充電器の設置を行った賃貸アパートの導入事例を紹介しますので、参考にしてください。
[EV充電導入事例]アーバン幸大(兵庫県)
[EV充電導入事例]アトラス有限会社(静岡県)
[EV充電導入事例]リヒテンハイム(福井県)
[EV充電導入事例]Grace Court YAMATO(神奈川県)
マンション・アパートへのEV充電器導入はエネチェンジ
マンション・アパートにEV充電器がない場合の解決法や、EV充電器の導入方法をご紹介しました。
政府や自治体の取り組みにより、マンション・アパートへのEV充電器の普及は加速することが期待されます。 充電インフラの拡充に向けて、導入実績No.1*のエネチェンジがけん引します。
「EV充電エネチェンジ」は、初期費用0円・月額費用0円からEV向け充電設備の導入できるサービスです。理事会や管理会社への説明だけでなく、現地調査や見積もりも担当者がサポートいたしますので、マンション・アパートへのEV向け充電設備の設置を考えている方は、お気軽にお問い合わせください。
※認証アプリ提供サービスでの、EV普通充電器(6kW)の設置口数(2024年11月1日時点、GoGoEV調べ)