EV充電器の稼働率を高める工夫とは?
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EV充電器を設置しても、実際に利用されないと意味がありません。この記事では、EV充電器の稼働率が大事な理由と、稼働率を向上させる方法について解説します。
EV充電器の稼働率が重要な理由

施設や店舗などにEV充電器を設置しても、実際に利用されなければユーザーメリットにはつながりません。さらに、EV充電器を設置することで得られる集客効果や滞在時間の増加、競合店舗との差別化など多くのメリットも享受できません。そのため、稼働率の向上は不可欠です。
実際に使用されないと認知効果や拡散効果も期待できない
EVユーザーは、充電体験をSNS上で積極的にシェアしています。SNSからの口コミや投稿を通じて、ほかのユーザーはEV充電器の位置や利便性に関する情報を入手し、それを元に行動します。
京都観光を楽しむついでにフレンドマート梅津店のエネチェンジ6kw普通充電をかけています😄
観光地周辺に普通充電を気軽にできる場所が増えてきて嬉しい限りです✨#EV充電エネチェンジ #EV pic.twitter.com/rX2c9ncltG
— Tabito 𝕏 (@jLU6D0POzY4Edm9) February 16, 2024
あわら温泉来た😊
この地域すごい❗️ホテルに普通充電器けっこう付いてる💦
安全入って、エネチェンジ前の居酒屋でEVごはん💡
最高過ぎるやろ😆#出発時には満充電#エネチェンジありがとう pic.twitter.com/K3BpHDoS6s
— naonao (@naonao23784915) March 21, 2024
佐野プレミアム・アウトレットに来ました。
駐車場にエネチェンジの普通充電があったのでついでに充電🔋⚡ pic.twitter.com/Db5nauJPrc— COOシリーズ・コック・ドロイド𝕏 (@coo_cook_droid) April 6, 2024
箱根仙石原プリンスホテル6kw機2基設置。2時間充電しました。@enechange_ev #ev充電エネチェンジ pic.twitter.com/Y8Hvw0Zrk8
— ムーミン (@mumin031264) March 24, 2024
先日、 #道の駅保田小学校 で #エネチェンジ @enechange_ev の6kW普通充電器をZESP3のカードで充電しました。
お買い物している間の30分で2.7kWh分が入っちゃうってのは、6kWで充電できるENECHANGE のありがたさですね。https://t.co/lQVs70GWmz pic.twitter.com/gu5CnPhulM— EV総合研究所【公式】 (@ev_miharuno) March 18, 2024
また、EVオーナーイベントやEVユーザーのコミュニティサイトでは、EV充電器に関する情報交換が盛んに行われています。こうした場での交流を通じて、EV充電器の情報は広く認知・拡散されます。
【実際の口コミ例】
“コーンが設置されたおかげで混雑していても充電しやすいです。スペースもゆったりしていて助かります。”
“こちらのホテル宿泊時に利用しました。予め電話で予約しておくと、コーンをおいて、取り置きしてくれました。予約とってくれないホテルもあるので、ありがたいです”
“コインランドリーがあるので待ち時間にちょうど良いです。”
“充電スペースが広く、買い物利用の短い時間でも利用しやすい。”
出典:EVsmart
EV充電器を設置した場合でも、積極的な利用がなければ情報の拡散や認知が得られず、その効果を最大限に引き出せません。充電器の設置に留まらず、利用の促進や情報提供の充実が必要です。
補助金で設置されたEV充電器は、稼働率が求められる
EV充電器を設置する場合に利用できる国の補助金は、政府がEV充電インフラ拡充を目的として提供しているものです。したがって、補助金の効果を最大限に発揮するために設置施設側にもEV充電器の積極的な利用促進が求められます。
なお、政府は今後、補助金の交付においてEV充電器の稼働率を重視する方針を打ち出しています。稼働率の公表やEVユーザーへの情報提供の改善が検討され、費用対効果の高い施設が優先的に補助金を受けられる見通しです。
エネチェンジも、「EV充電エネチェンジ」の充電器の充電稼働時間を公表しています。これは、充電サービス事業者に今後求められるべき行動の一環であり、EV充電インフラの拡充につながる重要なステップです。将来的には、エネチェンジを含め、全ての充電器において稼働時間が公表されることが望まれます。
EV充電器の稼働率を高める方法

それでは、設置したEV充電器の稼働率を高めるためにどうしたらよいのか、具体的な方法をみていきましょう。
EV充電器の利用を阻害する要因
せっかくEV充電器が設置されていても、以下のようなことで利用が阻害されてしまうことがあります。
- EV充電器が設置された駐車場車室にガソリン車が駐車されている
- 施設内のどこにEV充電器が設置されているか分かりにくい
- EV充電スポットとして認知されていない
このような状況を避けるために、以下の施策が効果的です。
EV充電器の稼働率を高めるためにできること
EV充電器の稼働率を向上させるために、次の取り組みが有効です。
カラーコーンを置く
EV充電器が設置された駐車場車室にガソリン車が駐車できないよう、カラーコーンを置いてEV充電優先の区画であることを示しましょう。
施設内にポスターや看板を設置
施設内にポスターや看板を設置し、EV充電器の設置場所を分かりやすく示しましょう。
各種検索サイト、絞り込み機能への登録
「EVsmart」「GoGoEV」などのEV充電スタンド情報サイト、Google・Yahoo・ナビタイムなどの主要マップサービスへEV充電器を登録し、ユーザーが容易に見つけられるようにしましょう。宿泊施設の場合は、旅行予約サイトの絞り込み機能へもEV充電器を登録しましょう。
【関連記事】【施設向け】どう探される?どう使われる? EV充電スタンドの利用者の行動を解説します!
自サイトへの情報記載
自社のウェブサイトのアクセスページや、設備情報ページへEV充電器の設置情報を記載し、ユーザーがアクセスしやすくしましょう。
GoogleマップやSNSアカウントへ情報記載
Googleマップのビジネスプロフィールの詳細情報ページへ、EV充電器の設置情報を記載してユーザーに情報を提供しましょう。また、SNSアカウントでEV充電器の設置情報を発信しましょう。
「満空状況」や「空き待ち機能」がある充電サービスを使う
アプリなどで充電器の満空状況が簡単に確認できるサービスや、空車通知機能を備えた充電器を選びましょう。このような機能を提供する充電器はユーザーからの評価が高まる可能性があり、稼働率の向上につながります。
エネチェンジのEV充電器は集客効果や設置後の稼働率向上への対応も◎
エネチェンジの充電器を設置いただくと、インストール数No.1(※1)のエネチェンジのアプリに充電器が登録されるため、多くのEVユーザーに認知されます。アプリでは充電器の満空情報がリアルタイムに確認でき、充電器が空いたことをお知らせする「空車通知」機能も搭載されているため、ユーザーの充電器利用の機会損失を減らすことができます。
また、Google・Yahoo・ナビタイムなどの主要マップサービスや、「EVsmart」「GoGoEV」などのEVユーザーの利用頻度が高いEV充電スタンド情報サイトへの掲載など、設置後の集客サポートも実施しています。
他方で、EV充電エネチェンジでは、コーンの設置やポスターの提供(※2)など、EV充電器設置後の稼働率向上サポートも行っています。
まとめ
EV充電器の稼働率が大事な理由と、稼働率を向上させる方法についてご紹介しました。充電器は設置がゴールではなく、その後実際に使われることが重要です。
「EV充電エネチェンジ」は、EV充電器の導入から補助金申請、課金・管理システムの提供などをトータルサポートいたします。既存の充電器の入れ替え(リプレイス)もぜひご相談ください。
