[EV充電導入事例]レジアスフォート新浦安 (千葉県)
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社名
分譲会社:伊藤忠都市開発(株)他
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施設名
レジアスフォート新浦安
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業種
集合住宅
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都道府県
千葉県

レジアスフォート新浦安は、2003年に竣工した総戸数764戸のマンションです。敷地の西側にはA~D棟が建ち、東側にはE~H棟が建っています。パーティールーム、ゲストルーム、キッズルーム、ホビールームなどを備え、多彩なアメニティとコミュニティ施設が魅力です。
今回レジアスフォート新浦安にEV充電エネチェンジを導入いただきました。導入のきっかけやミライズエネチェンジのEV充電器を設置した決め手について、管理組合の橋爪理事長、駐車場・駐輪場部会の丸山さま、藤田さま、上原さまに詳しくお話を伺いました。
今回導入いただいた施設

・レジアスフォート新浦安(千葉県浦安市、4口)
「投書」をきっかけにEV充電器の導入を検討
約3年前、住民の方からEV充電器を設置してほしいと投書があったのがきっかけです。そこから理事会で検討を始めました。
EV充電器について理解を深めるため、浦安市のマンション管理セミナーに出席しました。4、50名ほどの参加者の中には、すでにマンションに導入されている方もおられ、需要があることを確認できました。
0円だったので導入しやすかった
3社ほどEV充電器の設置事業者にお話を聞きましたが、工事費や導入後も管理組合に負担のない提案をいただいたミライズエネチェンジに決めました。
マンションで導入する場合、総会で区分所有者の賛成を得る必要があります。費用面で負担があると、使わない方から「なぜ使わないものにお金をかけるのか」という意見も出てくることが予想されます。今回は費用負担がなかったため、共用部である来客駐車場の一部にEV充電器を設置するという話だけで、導入しやすかったです。
「なぜ4口の設置なのか」「何人くらいが使うのか」というご意見もありました。4口という数については明確な理由があったわけではないのですが、1口や2口では少なく、営業担当者から4口くらいが適正だという話も伺っていたのでそうしたと正直にお伝えし、納得いただきました。
使用想定数については、事前に住民の方に取ったアンケートで764世帯のうち6割の回答があり、そのうちの14%が次の購入でEVを考えているという結果だったことを伝え、今後需要が増えることを説明しました。
最終的には、国の方針もあって今後EVが普及すればあたりまえに必要になる設備であること、マンションの資産価値にとってもプラスになるものだということを伝えて、無事合意していただけました。
これからEV充電器を設置するマンションは増えていく
設置されるまでの手続きは大変ですが、今後重要になる設備だと思います。近隣にある別のマンションでも4口設置されていて、常に使われていると聞いています。EVの普及にともなって、今後EV充電器を設置するマンションは増えていくと思います。
また、災害時に非常用電源として使用できる点からもEVやEV充電器は必要だと思います。住民の方に取ったアンケートで、「災害時にEVを保有している場合、利用させていただけますか」という質問もあったのですが、約7割がイエスと回答くださいました。災害時にEVを活用するという意識が広がっていると思えました。
新浦安周辺も東日本大震災の際に大きな被害が出ていますので、周辺のマンションや施設で設置が進めばと思っています。