[EV充電導入事例]ホテルオークラ神戸(兵庫県)
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社名
株式会社ホテルオークラ神戸
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施設名
ホテルオークラ神戸
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業種
宿泊施設
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都道府県
兵庫県

株式会社ホテルオークラ神戸
宿泊部フロントサービス課 コンシェルジュ 副支配人 新居 優香さま
ホテルオークラ神戸は、神戸のウォーターフロント、メリケンパークに建つランドマークホテルです。“清楚にして優雅”をコンセプトにした客室からは、青々とした海、六甲の山並みや神戸の街並みなど、東西南北で異なる表情をみせる神戸の風景が楽しめます。また、ホテルの周囲には、異国情緒漂う旧居留地をはじめ中華街の「南京町」、リニューアルした神戸ポートタワーなどがあり、絶好のロケーションに位置しています。
この度、ホテルオークラ神戸にEV充電エネチェンジを4口導入いただきました。導入の経緯について、管理部総務課 課長 櫻井紫帆子さま、宿泊部フロントサービス課 コンシェルジュ/副支配人 新居優香さまに詳しくお話をうかがいました。
今回導入いただいた施設

・ホテルオークラ神戸 立体駐車場5階(西側)(兵庫県神戸市、4口)
EVユーザーのお客さまが増えてきたことにより充電器の増設を決断
2011年に設置した他社のEV充電器が1台あり、これまで予約制という形で運用をしていました。近年、EVでお越しのお客さまが増えてきており、ご希望に添えないこともあったため、EV充電器の追加導入を決断しました。
補助金を活用してホテル側の負担がなく設置できる点が一番のメリットだと感じました。また、設置場所の選定や工事の工程について私たちに寄り添っていただき、設置までが大変スムーズであった所もありがたかったです。お客さま側の観点では、アプリを使って簡単に利用できる点が優れていると感じました。
設置までに複数の担当者が対応してくださいましたが、どの方も大変親切で、知識もあり丁寧に対応していただけたため、安心感がありました。
まずは、1口から4口に増えたことで、これまで充電器の予約ができなかったことで宿泊を断念されたお客さまに来館いただけることを期待しています。東京や他府県などの遠方からお車でいらっしゃるお客さまが増えており、EVユーザーも増えているのを実感していますが、EVにお乗りでも安心して泊まっていただけるホテルと認識いただけたら幸いです。
「地域から愛されるホテル」を目指して
当ホテルは、創業以来、ホテルの公共性を深く認識し、「親切と和」を企業理念とし、環境との調和、地域社会との共生、文化振興に取り組んで参りました。これらの事業活動は、私たちが目指す「地域から愛されるホテル」につながり、また、持続可能な社会への実現に貢献するものと考えております。
SDGsについては、数年前から「SDGs推進委員会」を立ち上げ、 さまざまな活動に取り組んでいます。委員会では、ロビーやレストラン、調理担当、各部署に所属するスタッフが毎月集まってミーティングをし、取り組む内容を決めています。

画像引用:ホテルオークラ神戸
環境負荷の低減への取り組みとしては、プラスチックごみの削減やLED照明導入はもちろん、ホテルならではの取り組みとして「エコ宿泊プラン」を用意しています。これはお客さまにもご協力いただくことが大前提ですが、 2泊以上の連泊をされる場合、清掃なし、アメニティー類(ミニボトル・歯ブラシ・ヘアブラシなど)なし・リネン類の交換なし、ミネラルウォーターなしとして、ごみや水の消費量を減らすことで、少しお安い料金で泊まっていただくというプランです。
フードロスの削減にも取り組んでいます。調理部門では、ロス食材の活用方法についての勉強会を実施し、従前廃棄対象となっていた食材の再加工に取り組み、それらを従業員食堂で活用するなどの取り組みを行っています。
EVユーザーに安心して宿泊いただき、兵庫観光を楽しんでほしい

当ホテルは各方面へのアクセスが良い立地にあるため、姫路や淡路島など兵庫の各地へ観光するための拠点として宿泊いただけたらと思っております。エネチェンジの6kWの普通充電器であれば、一晩でほぼ満充電にすることが可能となるため、EVユーザーの方にも安心して滞在いただけると思います。
各地へのご旅行の拠点としてはもちろん、ホテルがある神戸も山と海とを間近に感じながら、異国情緒も楽しめる魅力的な街です。グルメも充実しており、中華や洋食、洋菓子もすてきなお店が数多くあるので、多くの方に訪れていただければと思います。
動画引用:ホテルオークラ神戸