[EV充電導入事例]株式会社AiNest(宮城県)
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社名
株式会社AiNest
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施設名
Open Village ノキシタ
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業種
その他
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都道府県
宮城県
「ノキシタ」は、株式会社AiNestが運営する総合交流施設で、2019年に仙台市田子西地区にオープンしました。コレクティブスペース 、障がい者就労支援カフェ、保育園、障がい者サポートセンターの4つの施設から成り立ち、この場所を必要とする多くの人が訪れます。
このたび、「ノキシタ」にEV充電エネチェンジのEV充電器が導入されました。設置に至るまでの背景や期待する効果について、同社の加藤さまにお話をうかがいます。
今回導入いただいた施設
- Open Village 「ノキシタ」(宮城県仙台市、2口)
EVユーザーが増加。従業員もEVに。
加藤さま
理由はいくつかありますが、当施設のお客さまや関係者にEVユーザーが増えてきたからです。
EVに乗って通勤している従業員もいますし、ご利用されるお客さまの中にもEVでお越しの方がいらっしゃいます。
従業員からも意見を聞いて、施設内にEV充電器があれば、EVユーザーにとっては利便性向上につながると思い、導入を検討しました。
加藤さま
そうです。導入前は自宅やディーラーの急速充電器を使っていたそうです。案外充電し忘れることもあるようですし、急速充電も便利ですが、従業員の充電待ち時間の負担軽減やバッテリーへの負荷も考慮すると、施設内でEVを普通充電できるメリットは大きいと考えました。
「保守運用も任せられるので安心」
加藤さま
はい。私どもの施設は滞在時間が非常に長いので、EVでお越しの際にEV充電器があれば重宝してもらえると思います。
当初は急速充電も含めてさまざまな選択肢を検討しましたが、やはり当施設のような利用環境であれば従業員にとってもお客さまにとっても、そして私たちのコスト面からしても普通充電器が適切だと判断してエネチェンジにお願いしました。
加藤さま
自己資産としてEV充電器を所有しなくてよいという仕組みが大きな魅力でした。当初は家庭用の普通充電器を購入して設置することも検討していましたが、課金システムもありませんし、保守・メンテナンスも自分たちで行わなければならないことを課題に感じていました。
エネチェンジのようなサービスであれば、設置後のメンテナンスも手厚く、課金サービスなどの運用もお任せできるので便利です。もちろん初期費用が0円というのも魅力ですが、設置後の故障やカスタマーサポートなども対応してもらえるのがエネチェンジの良さだと感じています。
将来的には社用車のEV化も検討
加藤さま
まずはお客さまにとっての利便性向上です。ただしこれだけでは限定的な効果しか見込めないと考えています。当施設はEV充電器が設置されたからといって爆発的に訪問者数が増えるような場所ではないからです。
次は社用の送迎車をEVにすることを検討しています。現在はガソリン車ですが、将来的にはEVにしたいと考えています。
「送迎車」は短距離の移動しかしません。現在はEVの航続距離について「さらに長く走れるような車種を発売してほしい」という声も多いですが、「送迎車」という用途であれば現在のEVでも走行性能は十分だと考えています。
施設の送迎車をEVにすれば、施設内にEV充電器があるのでガソリンを入れに行く手間も省けて業務効率もあがるでしょう。
EV充電器の設置のように、環境にも配慮した社会課題を解決するような取り組みを続けていければと思います。