利用機会の増加を期待!エネチェンジとイーモビリティパワーが業務提携します!
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ENECHANGE株式会社(以下、エネチェンジ)は2月9日、株式会社e-Mobility Power(以下、イーモビリティパワー)とのパートナーシップ提携を発表しました。
この提携によって、EV充電器を設置している施設や、実際に充電器を利用するEVドライバーにどんなメリットが生まれるのでしょうか?本記事では、イーモビリティパワーとの業務提携の内容や、その影響について詳しくご説明いたします。
イーモビリティパワーとは?
まずはじめに、イーモビリティパワーとはどのような会社なのか? というご説明をいたします。会社概要と事業内容について簡単にご案内しましょう。
◎どんな会社なの?
株式会社 e-Mobility Powerは、日本の電気自動車用充電インフラを支えるべく、2019年に東京電力ホールディングス株式会社と中部電力株式会社が共同出資して設立されました。
「いつでも、どこでも、誰もがリーズナブルに充電できるサービスの提供」をミッションに掲げ、主に充電サービス事業及び充電ネットワークサービス事業を展開しています。
2023年1月には、ファミリーマートの店舗に設置されている既存の急速充電器を、高出力機器に入れ替えると発表するなど、急速充電器を主とした充電スポットの拡充にも力を入れています。
◎充電ネットワークについて
イーモビリティパワーといえば、こちらのマークを見たことがある方も多いのではないでしょうか。
全国各地に設置されている充電器の中で、イーモビリティパワーのネットワークに繋がった充電器には、チャージスルゾウまたはイーモビリティパワーのロゴが入ったステッカーが充電器に貼られています。
日本にある充電器のほとんどがこのイーモビリティパワーの充電ネットワークとつながっており、充電カードをお持ちの方は、上記のロゴが入った充電器であれば、メーカーを問わず充電をすることが可能です。
業務提携によって可能になること、期待される効果
では実際に、エネチェンジとイーモビリティパワーが提携をすることによってどのような効果があるのでしょうか?
◎エネチェンジの充電器でも充電カードの使用が可能に!
これまでエネチェンジの充電器は、専用アプリを使用して充電を行うものでした。
この度の提携により、従来の方法にくわえ、イーモビリティパワーのサービスが利用できるすべての充電会員カードでエネチェンジの充電器が利用できるようになります※(2023年4月運用開始予定)。
※一部カードが利用できない充電器があります。
◎充電カードの所持率は6割以上
充電カードとは、各自動車メーカーやイーモビリティパワーが発行するEV・PHV用の会員カードです。
電気自動車の購入と同時に入会するドライバーが多く、2023年にエネチェンジが行った調査では、EVを所持しているドライバーのうち、充電カードを所持している割合は全体の64.2%という結果になりました※。
カードを所持していない層としては、テスラなど専用のネットワーク、充電器を持つ海外メーカーのEVドライバーがほとんどを占めるため、国産EVのドライバーのほとんどが所持していると言っても過言ではありません。
また同調査では、カード会員のうち77%が「充電カードでエネチェンジの充電器が利用できることは魅力的である」と回答しており、今回の提携がカード会員にとって非常にインパクトの大きいものであることが伺えます。
※EVSmartによるEVユーザー調査結果より(調査方法:インターネット調査、実施期間:2023年1月27日~1月31日、回答数:498)
◎施設にとってのメリット
エネチェンジの充電器を設置している施設にとっては、更なる充電器の利用の増加が見込まれます。
充電会員カードを所持しているドライバーの選択肢にエネチェンジの充電器が加わることにより、充電器を利用してもらえる機会が増え、ひいては施設全体の利用客の増加や、滞在時間の延長による売上の増加も期待できます。
◎ドライバーにとってのメリット
エネチェンジの充電器はこれまでと変わらず専用アプリでもご利用いただけますが、充電会員カードを所持しているEVドライバーは、現在の契約を変更することなく、お手持ちのカードで充電できるようになります。
2023年2月7日現在、EVsmartでは急速充電器が7,996基、普通充電器は12,470基が登録されています。エネチェンジは2022年9月末時点で、約1,500基の普通充電器の導入が決定しています。全国各地のエネチェンジの充電器が利用できることで、EVドライバーは、今まで以上にストレスなく充電をしていただけるようになります。
共同記者発表の様子
2月9日、エネチェンジとイーモビリティパワーは共同記者発表会を開催し、パートナーシップ提携を発表いたしました。
エネチェンジからは代表取締役CEOの城口洋平、イーモビリティパワーからは代表取締役社長の四ツ柳尚子様に登壇いただき、提携内容の説明や質疑応答を行いました。
また、自動車メーカーを代表して日産自動車株式会社の理事である後藤収様にもコメントをいただきました。
記者発表後のTwitterでは「充電カードを持っていて良かった!」「ますます充電の利便性が高まって嬉しい」などポジティブな反応がたくさんありました!
どんどん広がるEV充電エネチェンジ
EV充電エネチェンジは、現在日本全国で急速に拡大しています!
今後はイーモビリティパワーと長期的に強調し、設置から8年が経過した3kW普通充電器の6kWへのアップグレードも積極的に行っていくことで、「カード1枚でどこでも充電できる」世界の維持、充電インフラの拡充とEVドライバーの利便性向上に貢献して参ります。
EV充電器の導入をご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。