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電気自動車の「電欠」とは?対処法や事前の防止策について

更新日:

自動車を買い替える際、ガソリン車から電気自動車(EV)に切り替える方が増えてきています。EVのバッテリー容量は年々増加しており、それにともないフル充電での走行距離も伸びています。さらに、外出時における充電スポット数も増加し、安心して遠出ができるようになってきました。
それでも心配になるのが、走行に必要な電力がなくなり動けなくなる「電欠」についてです。

もし、電欠になった場合はどうしたらいいのか?
EVって電欠の話をよく聞くけど購入しても大丈夫?

そう不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、「実際に電欠になった時の対処方法」や、「現役EVドライバーに聞いた電欠にならないために気をつけること」を紹介いたします。ぜひ最後までご一読ください。

「EV」は、BEV、HV、PHEV、FCVなど電気を使って動く車両全般を指す表現として用いられる場合もありますが、本記事では特別な注記がない場合には、BEV(電気自動車)を指します。

電欠になるとどんな状態になる?

EVには、走行するための「駆動用バッテリー」と、アクセサリ類を動かすための「補機用バッテリー」の2つのバッテリーが搭載されています。

「駆動用バッテリー」の残量がなくなると、モーターを駆動させる電力がなくなり、走行できなくなります。

実際にどのようにして電欠になるのかを、日産のリーフを例に説明いたします。

日産リーフは、バッテリーの残量が少なくなるとバッテリー残量警告灯 が点灯し、「バッテリー残量低下。充電してください」と表示されます。

さらにバッテリーの消費が進むと、航続可能距離の表示も「—」となり、数値が表示されなくなります。その状態で走行を続けると、黄色の亀マークが点灯し「警告。バッテリー残量低下、走行制限中、充電してください」と表示があり、走行速度が35km程度に制限されます。最終的には走行速度が制限されてから数kmで走行不可能になります。

電欠になるとハンドルが重くなり、Dレンジに入れることもできず、完全に走行ができなくなります。

実際に電欠になる人は少ない

JAFによると、2020年度のEVにおける救援要請は年間5804件です。そのうち「電欠」の救助要請は573件と、全体の9.9%の割合となっています。

JAF資料を元にエネチェンジが作成

上のグラフは2016年〜2020年のJAFへのEV救護要請件数と、救護内容「電欠」の件数の推移です。

EVの普及が進み、全体としてはEVの救援要請が増加傾向にありますが、バッテリー容量の増加や充電スポット数の増加などの背景もあり「電欠」自体の発生件数は減少していることが読み取れます。

充電スポットに関しては、日本政府が2030年までに30万口設置するという目標に向け拡充をすすめており、今後も増えていきます。外出時は充電スポットでこまめに充電を行えば、電欠を心配する必要はありません。

現役EVドライバーに聞いた!電欠しないために気をつけること

電欠の心配はいらないといっても、ガソリン車でガス欠を対策するように、EVでも「電欠」しないように気をつける必要があります。

電欠をふせぐために気を付けるべきポイントを、EV歴4年の現役ドライバーの「テスカス」さんに聞いてみました。

テスカスさん情報

  • テスラ モデル3を所有
  • そのほかのEVにも乗る機会あり
  • ドライブが趣味で、月に1500km程度走行
  • 今までに「電欠」経験はなし

⚫︎テスラは電欠の心配なし。充電スポットも含めて目的地を設定してくれる

テスラのモデル3は電欠の心配をまったくしていないと語るテスカスさん。

なぜなら、テスラは目的地をカーナビでセットすると、充電スポットも組み込まれて目的地まで案内してくれるため。到着時間も充電時間を含めた時間で表示されます。

そのため、自分で充電スポットを検索することもないとのこと。しかし、一度だけナビで案内された充電スポットが利用できなかったことがあったといいます。その際は、余裕を持って充電していたため、次の充電スポットまで走行可能だったそうです。

余裕を持って充電計画を立てることが大切ですね。

⚫︎テスラ以外のEVは事前に充電スポットを調べる

テスラ以外のEVは、カーナビで目的地を設定する際、充電スポットや充電時間が含まれていないため、自分で充電スポットを調べておく必要があります。

たとえば、テスカスさんが日産アリアで目的地を設定した際には、「現在のバッテリー残量では目的地まで到着できない可能性がある」というようなお知らせが出たそうです。

車種によりお知らせ方法や内容は変わりますが、前もって充電スポットをアプリやネットで検索し、充電時間も加味した計画をたてるようにしましょう

テスカスさんが普段使用している充電スポットの検索媒体は以下3つです。

  1. EVsmart(ネット)
  2. EV充電エネチェンジ(アプリ)
  3. 高速充電なび(アプリ) ※高速道路上の場合

これらはすべて無料で充電スポットが検索できるサービスなので、ぜひ一度、自宅周辺やよく訪れるエリアの充電スポットを探してみてください。

⚫︎寒冷地域での電力消費は多め

氷点下0℃などの寒冷地域では、10km走行した際に、15km分の電力が消費されたという事例もあったそうです。

これは、暖房やシートヒーターなどの使用が理由として挙げられます。

ガソリン車と同様、冬などの寒い時期や寒冷地域では普段より多くの電力が消費されるため、表示されている距離数を過信せず、余裕をもった充電計画がおすすめです。

⚪︎寒冷地域で立ち往生。電欠の心配は?

「降雪のある寒冷地だと大雪の際に、立ち往生の場合の電欠が心配」という声もありますが、あまり心配しなくてよいでしょう。

たとえば、テスラ モデル3でバッテリー残量が40%の状態で立ち往生に遭遇しても、暖房設定が20℃の場合は14時間持ちこたえられます。18℃設定の場合は22時間、16℃設定でシートヒーターと電気毛布を同時に利用しても、20時間程度は持ちこたえることが検証されています。

参考:【動画あり】電気自動車 雪国検証!テスラ『モデル3』で雪道立ち往生38時間実験

また、大雪などによる立ち往生の際には、ガソリン車よりもEVのほうが安全な場合もあります。

大雪による立ち往生で長時間車内で過ごす必要がある場合、ガソリン車ではマフラー周辺が雪で埋まって換気が不十分になることで、一酸化炭素中毒になる危険性があります。しかしEVでは車体から排気ガスを排出しないため、そのような心配はありません。

大雪の立ち往生対策として、少しでも電力消費を抑えるために、アウターや電気毛布を積んで、もしものために備えることも大切です。

 

もしも電欠になった場合の対処方法

ここからは、もしも電欠になり動けなくなってしまった場合の対処法を紹介します。

  1. 安全な場所に停車させる
  2. メーカーのサポートサービスや、JAFなどのロードサービスに連絡する
  3. 電源のポジションをオフにする
  4. ポータブルEV急速充電器を使用する

⚫︎1.安全な場所に停車させる

駆動用のバッテリーが切れた場合、EVやPHEVを動かすことができなくなります。

もし、道路上など安全ではない場所で停車してしまった場合、シフトをNレンジに入れ、EVを手で押して移動させます。事故につながらないよう、十分に周りを確認して行うように気を付けましょう。
「駆動用バッテリー」が切れて無くなってしまっても、「補機用バッテリー」でカーナビやハザードランプなどのアクセサリー類を動かすことはできます。安全のためにもハザードランプをたきましょう。

⚫︎2.メーカーのサポートサービスや、JAFなどのロードサービスに連絡する

まず、メーカーのサポートサービスやロードサービスへ連絡しましょう。レッカー車で最寄りの充電スポットまで運んでくれます。

日産の場合、オーナー向け充電サポートプログラム「日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3」のサービスとして、電欠時の24時間コールセンターでのレッカー手配や、それにともなう費用補償が受けられます。

また、加入している保険会社に連絡する方法もあります。

救援から走行可能な状態になるまでの時間は、電欠した場所にもよりますが、現場まで駆けつけてもらう時間や、充電時間などを含めて、約2~3時間程度はかかると考えておくとよいでしょう。

JAFでは、電欠した現場で応急的な急速充電をする「EV充電サービス」の試験運用を東京都、神奈川県、愛知県、大阪府で令和5年8月1日から開始しました。今後、順次全国に拡大する予定だそうです。

⚫︎3.電源のポジションをオフにする

「補機用バッテリー」が使用できればエアコンやカーナビなどのアクセサリー類を操作できますが、救援を待つ間はできるだけ利用を控えることをおすすめします。

「補機用バッテリー」もなくなってしまった場合、「駆動用バッテリー」を充電しても走行できず、「補機用バッテリー」も充電しなければならなくなります。

せっかくレッカー車で最寄りの充電スポットまで運んでもらったのに、再度、救援要請を呼ぶことになる可能性もあります。

安全が確保されている場合、できる限り電源をオフにしましょう。

⚫︎ 4.ポータブルEV急速充電器を使用する

車載のポータブルEV急速充電器があれば、最寄りの充電スポットまで走行可能な分を充電しましょう。

普段から、ポータブルEV急速充電器をEVに積んでおくのも、もしもの電欠の際に安心です。

まとめ

電気自動車における「電欠」の発生率は年々減少傾向にあるため、過度な心配は必要ないと言えるでしょう。

しかし、日頃から電欠を防ぐために小まめに充電したり、遠出の際には余裕をもった充電計画をたてたりすることは大切です。残りの航続可能距離がギリギリになる前の早めの充電がおすすめです。

エネチェンジでは、最寄りや目的地の充電スポットが検索可能なサービスを提供しています。

  1. EVsmart(ネット)
  2. EV充電エネチェンジ(アプリ)

全国の充電スポットの検索、口コミの確認などができるほか、EV充電エネチェンジのアプリでは、エネチェンジの充電器の操作から支払いまでをアプリ上で完結できます。
無料で利用できるサービスのため、ぜひ最寄りの充電スポットを検索してみてください。

※充電利用の際は別途充電料金が発生します。

万が一電欠になった場合は、焦らずにメーカーのサポートサービスや、JAFなどのロードサービスに連絡しましょう。

電欠を未然に防止し、快適なカーライフをお楽しみください。

 

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