[EV充電導入事例]SHINE PEAKS 上越妙高(新潟県)
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社名
株式会社エム・エー・シー
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施設名
SHINE PEAKS 上越妙高
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業種
集合住宅
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都道府県
新潟県
SHINE PEAKS 上越妙高は、新潟県上越市の賃貸マンションです。同マンション2棟にエネチェンジが提供する6kWの普通充電器が設置されています。
この記事では、導入の背景や設置の詳細についてお伝えします。
今回導入いただいた施設
- SHINE PEAKS 上越妙高(新潟県上越市、3基)
EV普及の課題はマンション居住者の充電環境
日本政府は2035年までに乗用車新車販売における電動車の比率を100%とする目標を掲げており、EV・PHEVの普及に欠かせないEV充電インフラの拡充においては、2030年までに30万口を設置するという新指針を発表しています。
特に集合住宅などの基礎充電は10万〜20万口を設置目標とし、集合住宅に住むEVユーザーの1割以上が住宅内で充電ができるよう、充電インフラの強化を図る方針です。
こうした動きを受け、全国のEV充電器の設置数は増加傾向であるものの、依然としてマンションなどの集合住宅の基礎充電は販売戸数の1%に満たないのが現状です。
集合住宅に住むEV所有者からは、EV充電器を設置している物件が少ないことから「住まい選びの自由」が狭まっていると感じる声が多数寄せられています。
将来的なニーズにあわせて
新築賃貸物件のSHINE PEAKS 上越妙高には、6kWの普通充電器が設置されています。従来の3kWと比較して2倍のスピードで充電できるスペックです。EVのバッテリーが大容量化した昨今において「充電時間がかかりすぎる」という不満を感じさせない高性能の充電器となっています。
SHINE PEAKS 上越妙高にEV充電器を設置した株式会社エム・エー・シーの担当者さまに導入の経緯をうかがったところ、「今後ますますEVが増えていくことが予想される中、充電インフラの普及促進を行なうことが必要と感じたため」とのこと。中長期的な視野でEVの可能性を語りました。
また、同様の集合住宅では、マンションオーナーが今後の本格的なEV普及を見据え、まだ居住者にEVユーザーがいない状態でEV充電器を導入した結果、入居者がEVやPHEVへの乗り換えを検討したという例もありました。
EV充電の潜在的なニーズを拾うことで、居住者の利便性が向上する好例と言えるでしょう。