[EV充電導入事例]ミヤシタヒルズ(長野県)
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社名
ミヤシタヒルズ
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施設名
ミヤシタヒルズ・オートキャンプ場
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業種
宿泊施設
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都道府県
長野県

画像提供:ミヤシタヒルズ
長野県の美しい自然に囲まれたミヤシタヒルズ・オートキャンプ場は、標高1000mの高地に位置し、白樺林と開放的な草原サイトを持ち、四季折々の自然を楽しめる場所として長年親しまれてきました。今回は、EV充電エネチェンジの導入という新たな取り組みについて、オーナーの宮下潤一郎さまにお話を伺いました。
今回導入いただいた施設

画像提供:ミヤシタヒルズ
・ミヤシタヒルズ(長野県小県郡長和町、4口)
世代を超えて楽しめる、豊かな自然が魅力のキャンプ場

画像提供:ミヤシタヒルズ
宮下さま
長野県の東部にあり、美ヶ原と霧ヶ峰に接しており、豊かな自然を楽しめる場所として親しまれている町です。和田峠という黒曜石の産地も観光地として人気がありますよ。
動画引用:信州・長和町観光協会
宮下さま
豊かな自然と綺麗な空気が自慢のファミリー向けキャンプ場です。白樺林の美しい林間サイトと開放的な景観の草原サイトがあります。また、宿泊施設も9棟あり、通年営業しているので四季折々の景観が楽しめます。
画像提供:ミヤシタヒルズ
1989年に父が創業し、私は二代目になります。創業当初からオートキャンプ場という形態で、自然の魅力を大切にしてきました。この地域の自然を生かし、季節ごとにさまざまな花を植えるなど、景観を楽しんでいただける場所を提供していきたいという思いはずっと変わりません。
私が経営に携わり始めたのは約20年前からですね。メンテナンスの大変さを緩和するためにサイトを補修し、新しく2つのコテージも建てました。太陽光発電も導入しています。
お客さまはリピーターの方が多いですね。父の代から来てくださっていた方のお子さんや、お孫さんが来てくれるようになっています。以前子どもだったお客さまの成長を見ていると嬉しい気持ちになりますね。
EV充電器の導入について
宮下さま
すでに太陽光発電を設置していたこともあり、EV充電器には興味がありました。そんな中、日本オートキャンプ協会からお話をいただいたことが直接のきっかけになりました。
私も日産リーフに8年前から乗っていて、もう17万キロほど走っています。ガソリン車も所有していますが、EVは使い勝手がよく、今はEVしか乗らなくなりましたね。
EV充電器の設置を検討し始めたのが2023年の秋ごろだと思います。ここから車で5分くらいの距離にある道の駅には充電器があるのですが、所有している充電カードに対応しておらず個人的に使いづらく感じていましたので、キャンプ場への導入を検討し始めました。
宮下さま
決め手としては、設置面積が少なくて済むことと、初期費用0円で設置できることです。また、自動車メーカーなどが発行する充電カードが使えるという点も大きなポイントになりました。
宮下さま
キャンプ場を拡張するために用意した土地に空いているスペースがあったので、そちらに設置しました。キャンプ場の電源を使うとキャンプ場の運営に影響が出てしまうので、別系統の電源を引いてもらって設置しました。
諏訪方面に向かうドライバーに安心を

画像提供:ミヤシタヒルズ
宮下さま
このキャンプ場が諏訪方面に向かう和田峠越えの最後の充電地点になると思います。30分ほど充電していただければ、峠越えに十分な充電が確保できるので、EVユーザーの方々が安心してドライブできるようになると思います。
周辺ではまだ、EVユーザーはあまり多くないかもしれません。ただ、私が実際使っているのを見て親戚がEVを購入していますので、広がっていくのではないかと思います。私自身は次もEVを買うつもりです。
宮下さま
宿泊のお客さまでEVに乗っている方が、夜に充電して朝には100%で出発できることを喜んでおられました。また、キャンピングカーのようなEVで来られ、充電中に車内で休んでいる方もおられます。山の中なので充電中に周辺を散策したり、草花を楽しんだりすることができます。ぜひミヤシタヒルズで、心も体もリフレッシュしてください。