[EV充電導入事例]ホテルウィングインターナショナル(全国)
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社名
株式会社ミナシア
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施設名
ホテルウィングインターナショナル
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業種
宿泊業
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都道府県
東京都
株式会社ミナシアは、1990年にホテルウィング1号店をオープンして以来、30年にわたり、「食」「泊」のコラボレーションという独自の発想を軸に、進化させながら、ホテル&レストラン事業を全国で展開。「ホテルウィングインターナショナル」および「テンザホテル」は全国で40店舗のチェーン展開を行っています。(2023年3月現在)
博多駅前に1基、相模原に2基をEV充電エネチェンジをご導入いただきました。さらに今後、このほか10の施設・計17基のEV充電器の設置が決まっています。
このインタビューでは、担当の社長付担当部長 久保出さまに、ご導入いただいた経緯やきっかけについて伺います。
- ホテルウィングインターナショナルセレクト博多駅前(福岡県福岡市、1基)
- ホテルウィングインターナショナル相模原(神奈川県相模原市、2基)
環境に配慮したホテル運営のために
久保出さま
当社はSDGsやESGの観点から「環境に配慮したホテル運営」をひとつの軸として継続的な取り組みを行っています。その中で、他社と異なるサービスを始めたいという思いから検討しました。
久保出さま
大手ホテルチェーンは全軒にEV充電器を設置するような事例もすでにあります。しかし弊社のような立地のホテルにEV充電器が設置されるケースはまだ例が少ないのではないかと思っています。
弊社のホテルは案外ニッチな場所にあるので、こうした場所にもEV充電器が設置されていると利便性が良いのではないかと考えました。
「0円で設置。認知度にも期待」
久保出さま
今はまだ利用は少ないかもしれませんが、EVの普及はこれからです。将来的には車で来館されるお客様のEV比率は今よりもっと上昇するだろうと思っています。
久保出さま
まずは初期投資が0円だったことですね。次に、事業規模に合わせて設置機器やプランを選べたことも魅力でした。契約後にプランを変更できるという柔軟さも大きいです。
また、認知度向上のためにwebやテレビ、タクシーなどさまざまな媒体でCMを展開されていたことも選んだ理由のひとつです。
スタッフへの負担もゼロ
久保出さま
相模原のようなお車での来館が多いホテルではオペレーション面の課題があると思っていましたが、現在のところフロントやホテルスタッフへのEV充電器に関する質問やクレームは無いとのことです。
博多駅前店では実際にEV充電器を利用されるお客様をちらほら見かけますが、こちらも「使い方がわからない」というような問い合わせはありません。
充電器はEVドライバーがセルフで操作・支払いをするので、ホテルスタッフへの負担が無いのはありがたいですね。
新しい需要の開拓に可能性
久保出さま
エネチェンジさんにEV充電の業界シェアの先頭を走ってもらえれば、結果的に弊社のホテルを知ってもらう機会も増えるだろうと思っています。
今はまだガソリンスタンドなどに比べるとEV充電スポットは限られていますから、EVを愛用しているお客様にホテルウィングを知っていただくチャンスだと捉えています。
ご宿泊のお客様でなくてもEV充電器を使えるように開放しているので、充電器をきっかけに当ホテルを知っていただくということもあるかと思います。
「EVが充電できるところに泊まりたい」という新しい宿泊需要の開拓を見込んでいます。