[EV充電導入事例]矢巾町役場(岩手県)
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社名
岩手県矢巾町
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施設名
矢巾町役場
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業種
町役場
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都道府県
岩手県
岩手県矢巾町役場の駐車場に、このたびEV充電エネチェンジのEV充電器が設置され、運用が始まりました。
矢巾町は、2024年2月22日にEV充電ステーションのオープンセレモニーを開催し、充電ステーションのオープンを祝うテープカットや、高橋昌造町長によるEV充電デモンストレーションが行われました。
ここでは、セレモニーの様子とともに、充電器を導入した経緯についてお伝えします。
今回導入いただいた施設
- 矢巾町役場駐車場 (岩手県矢巾町、 2口)
矢巾町役場へのEV充電器導入の経緯
矢巾町は2022年6月に「2050年ゼロカーボンシティ宣言*」を表明し、カーボンニュートラルの実現に向けた選択肢のひとつとして、EV充電器の導入を決められました。多くの町民が気軽に立ち寄れる役場内の駐車場に充電ステーションを整備することで、電気自動車の普及促進や、町民に脱炭素化を考えてもらう契機にしたいという狙いがあります。
※2050年に二酸化炭素実質排出量ゼロを目指す地方公共団体が表明する宣言。2023年12月末時点で1013の自治体(46都道府県、570市、22特別区、327町、48村)が宣言を行っています。
今回の導入は、東北地方におけるエネチェンジのEV充電器設置拡大を目指し、エネチェンジとパートナー提携を結んでいる株式会社岩手銀行からの紹介で実現しました。
設置にあたっては、国の充電インフラ整備事業補助金のほか、EV充電エネチェンジの「導入支援金」を活用しています。
セレモニー開催「“草の根レベルから” GXの推進を目指す」
エネチェンジの普通充電器の運用開始にあたり、矢巾町主催でオープンセレモニーが開かれました。セレモニーには高橋昌造町長や株式会社岩手銀行のご担当者さまが出席されたほか、高橋町長からEV充電器導入の経緯や脱炭素社会の実現に向けた意気込みが語られました。
高橋町長
今回の充電ステーション設置は、町民の皆様の身近な役場に、利便性の高い充電環境を整備することによって、電気自動車の普及促進を図り、草の根レベルからのGX(グリーントランスフォーメーション)の推進を目指す取り組みです。
岩手県内における電気自動車の台数はまだ少ないとうかがっておりますが、今回の充電ステーション設置を通じて、町民のみなさま、近隣のみなさまに電気自動車をより身近なものに感じていただき、日々の暮らしから脱炭素社会を考える機会としていただければと考えています。
これからも、脱炭素社会の実現に向け粉骨砕身努力してまいりますことをお誓い申し上げます。
また、セレモニーでは充電ステーションのオープンを祝してテープカットが行われました。ゼロカーボンシティの実現を目指す矢巾町の新たな取り組みのスタートです。
町長によるEV充電体験
セレモニー終了後には、矢巾町内公共施設の公用車日産リーフを使用し、高橋町長によるEV充電デモンストレーションが実施されました。
高橋町長自ら、EV充電器のコネクタをEVの充電口に接続して充電開始操作を行います。
初めての操作ながら、スムーズに接続されていました。
EV充電エネチェンジの普通充電器は、充電器とEVの接続後、EVユーザーが所有している充電カードやEV充電エネチェンジアプリを利用して、充電を開始することができます。高橋町長は、充電カードを充電器にかざすだけで簡単に充電が始められる点に驚かれている様子でした。
EV充電器の設置が地域の脱炭素化につながることから、全国の自治体施設において、EV充電エネチェンジの導入が加速しています。
▼EV充電エネチェンジを導入した自治体の例
・岩手県久慈市
・秋田県大仙市、湯沢市
・神奈川県横浜市、横須賀市、小田原市
・新潟県村上市、新発田市、燕市
・愛知県蒲郡市
・大阪府吹田市
・岡山県新見市
・香川県東かがわ市
・福岡県北九州市、みやま市
……など
EV充電の導入を検討している自治体のご担当者さまは、こちらのページをお読みください。自治体施設への充電器設置のメリットや導入費用に関する情報などをご覧いただけます。