[EV充電導入事例]咲くカフェ(茨城県)
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社名
咲くカフェ合同会社
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施設名
咲くカフェ
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業種
飲食店
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都道府県
茨城県
茨城県大子町にある「咲くカフェ」は、「食・茶・甘・酒・泊」が楽しめるイノベーションカフェ・ゲストハウスです。
ペットが同伴できるキャンプなど、さまざまなイベントも開催しており、近隣はもちろん東北からも老若男女問わず多くの利用者が訪れます。
今回は「EV充電エネチェンジ」を導入いただくことになった背景について、「咲くカフェ」のプロデューサー櫻山さまにお話をうかがいました。
今回導入いただいた施設
- お客様用駐車場(茨城県大子町、1基)
実は脱炭素は私たちにもできた
櫻山さま
最初はすすめられてEV充電器を検討しましたが、SDGsの取り組みにもつながるという話を聞いて設置を決めました。脱炭素というと大仰なイメージで、企業とか国がやるものだと思っていましたが、これならお店であっても取り組めると感じました。
また、咲くカフェでは、まだ世間が取り組んでいない時期からSDGsへの取り組みをしていました。そのため、EV充電器の設置も環境問題への取り組みの一環として考えました。
櫻山さま
ゴミの削減はもちろん、プラスチックの利用もなるべく避けて、植物由来原料のストローを提供しています。
ストローは、天然素材を使用しているため環境に優しく、またそれを購入することで、製品を作る仕事の需要ができるフェアトレードな取り組みに繋がっています。
今後は、飲食店組合に加盟している他の飲食店にも、フードロス削減を推奨していこうと動いています。「ライスの量が一定になりがちな定食に、小ライスの選択肢を設ける」提案を行うなど範囲を広げて取り組みを行っていきます。
イニシャルコストが0円
櫻山さま
0円で設置できるというのが一番の理由ですね。実際に利用があるのかわからない部分が大きかったため、イニシャルコストを抑えられたのもありがたかったです。
また、実際に営業の方とお話をしているなかで、上場企業としても信頼を感じました。その部分も選んだ理由のひとつです。
EVシフトが加速するなかで、EV充電器の需要は今後増えていくだろうとは感じていました。咲くカフェ自体「新しいものを取り入れる」「街の中で率先して動く」という方針があるため、そこにもマッチしましたね。
スタッフのオペレーションの手間がかからない
櫻山さま
設置から2カ月経ちますが、カフェの利用者様から「EVを充電できるんですか?」と問い合わせがありましたね。
そのあと、詳しい案内をしようと思いましたが、操作方法も機器にあるQRコードを読み取るだけなので、私どもの説明の手間もなく、とても簡単に運用できるんだなと思いました。
環境に配慮したカフェという認知
櫻山さま
実は私は音楽活動も行っていますが、音楽も飲食店も同じものだと考えています。弊社のスタッフには「食べ物を売るお店ではなく、私たちが売るのはエンターテインメント」とよく話をしています。来ていただいた方にいかに感動してもらえるかが大切だと思っています。
これからも新しいことに挑戦して、お客様に感動とエンターテインメントを届けていきたいですね。
やっぱり面白いものや便利なものでなければ広まらないと思います。環境に優しいEVも不便だったり、楽しさを感じなかったりすると広まらないのかなと。EV充電器があることで、EVを身近に感じてもらって、環境意識を高められたらいいと考えています。
櫻山さま
「咲くカフェ」がSDGsや環境問題への取り組みを行っていると知ってもらえるのが1番ですね。また、EV充電器があるという点で取り上げられることなどで広報的な部分にもつながれば嬉しいです。