[EV充電導入事例]株式会社アウルコーポレーション(京都府)
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社名
株式会社アウルコーポレーション
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施設名
佳松苑 /はなれ櫂 / 雨情草庵
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業種
旅館・宿泊施設
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都道府県
京都府
株式会社アウルコーポレーションは、日本三景で有名な天橋立のある京都府京丹後市を中心に、8つの旅館を運営しています。旅館は「地域プレゼンテーションの場」と捉え、地域の特性を活かした環境・商品・サービスを提供する日々の活動が認められ、経済産業省の「地域未来牽引企業」にも選定されています。
同社が運営する旅館に、エネチェンジのEV充電器をご導入いただきました。
この記事では、導入のきっかけや経緯、今後の展望についてマネージャーの中井さまにお話をうかがいました。
今回導入いただいた施設
- 佳松苑 お客さま用駐車場(京都府京丹後市、2口)
- はなれ櫂 お客さま用駐車場(京都府京丹後市、2口)
- 雨情草庵 お客さま用駐車場(京都府京丹後市、1口)
とくに京都は環境意識が高い
中井さま
当グループでは、SDGsへの取り組みを積極的に行っております。その活動の中で、環境への配慮を重視したカーボンニュートラルへの取り組みも開始しております。
とくに京都はSDGsを意識するホテルが多く、たとえばアメニティの削減はさまざまなホテルで採用されている取り組みのひとつです。提供するアメニティを必要最低限にすることで、プラスチック削減を通した環境保護を意識しています。
このような時流を踏まえ、新たなカーボンニュートラルの取り組みとしてEV充電器を設置するに至りました。
「すでにEV充電器を必要とするお客さまが確実に存在する」
中井さま
世間的にはまだ数が少ないかもしれませんが、当グループの場合ですと、EVで来館するお客さまはゼロではありません。BMWやベンツ、テスラといった海外メーカーのEVから、日産サクラやリーフなどの国産車まで、さまざまなEVが駐車場に停まっています。
日によっては1日に2組~3組のEVユーザーがいらっしゃいます。
中井さま
はい。それにともなって、EV充電器に関するお問い合わせが増えてきています。
ご予約の際に「EV充電器はありますか?」という質問を受けることが多くなってきました。現在も月に10件ほどはお問い合わせをいただきます。
たしかに世間的にはまだ少ないかもしれませんが、EV充電器を必要とされるお客さまは確実にいらっしゃると認識しておりましたので、導入を決断することができました。
複数台設置で利便性を強化
中井さま
はい、非常にご好評をいただいております。
「佳松苑」「はなれ櫂」のふたつの施設に導入するのに先立って、以前は「雨情草庵」という施設に1台だけエネチェンジのEV充電器を導入しておりました。その当時は1台だけということもあり、予約制にせざるをえない状態でした。
今は充電器の数も増えましたので、お客さまはもちろん、当社としても大変助かっています。
中井さま
そうですね。EV充電器を導入している宿泊施設はまだ少ないので、「充電できて助かる」というお声をお客さまからも頂戴しております。
ご高齢の方は「スマートフォンアプリを通じた操作が不安」とおっしゃっていましたが、「二次元バーコードで読み取って認証できますよ」と案内して差し上げるとスムーズに充電していただけました。口頭で説明する以外にも、操作方法を掲載した広報誌を提供するようにしています。
中井さま
やはり温室効果ガスの削減・カーボンニュートラルへの貢献ですね。EVのお客さまや環境意識の高いお客さまも増えてくるはずだと考えておりますので、ニーズに沿ったサービスを提供できればと考えております。
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《公式サイト》山陰海岸温泉郷 佳松苑グループ|夕日ヶ浦温泉・城崎温泉・三朝温泉・久美浜温泉