[EV充電導入事例]おごと温泉湯元舘(滋賀県)
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社名
株式会社湯元舘
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施設名
おごと温泉湯元舘
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業種
温泉宿泊施設
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都道府県
滋賀県
滋賀県大津市にある「おごと温泉湯元舘」は、琵琶湖を一望できる贅沢な露天風呂が魅力の温泉宿泊施設です。
大阪・京都など近畿圏内をはじめ、東京や愛知など遠方からも老若男女問わず多くの方が訪れます。
今回は「EV充電エネチェンジ」を導入いただくことになった背景について、「おごと温泉湯元舘」の代表取締役財務責任者の針谷さまにお話をうかがいました。
今回導入いただいた施設
- おごと温泉湯元舘(滋賀県大津市、1基)
「使いづらい」と不評だった充電器をアップデートしてより便利に
針谷さま
弊社では、以前からすでに他社さまのEV充電器を入れており、その契約の更新のタイミングということで新たにエネチェンジのEV充電器の設置を決めました。
前回の設置は7~8年前でした。EVを無料でレンタルできるというキャンペーンに申し込みをした際に、EVに乗るにはEV充電器が必要ということで、自分たちが使う目的でEV充電器を設置しました。
そのころはまだ今ほどEVも普及していなかったので、温泉を利用されるお客様にEV充電を提供しようという発想はなかったですね。
針谷さま
近年、当施設にもEVで来訪される方が増え、EV充電器を使いたいという需要も増えてきています。しかし、既存のEV充電器では性能面がいまひとつで、不満の声もありました。
「会員登録をしないと使えないので不便」「従量課金でないので値段が高い」という意見をお客様から度々いただいていました。
そうした経緯があり、当時利用していたEV充電器の契約期間が終了するタイミングで他社サービスを検討しました。「EV充電をしたい」というニーズ自体は確立されつつあるので、今度はもっと利便性の高いサービスを提供しようと思ったからです。
使い勝手のよさ、適正な料金設定も魅力
針谷さま
初期費用、月額費用0円というのが大きいですね。
他社さまからも提案はいただいていましたが、エネチェンジは、「専用アプリか充電カードでの支払い」「実際の出力に応じた課金が可能」と、以前の私たちの課題であった使い勝手や適正な料金設定を全てクリアしていました。
また、タイミングもよかったです。契約更新でリプレースを検討していた時期にホテル・レストラン・ショー(外食・宿泊・観光・サービスなどのホスピタリティ産業のための商談・展示会)に参加し、エネチェンジのブースで直接お話を伺うことができました。
針谷さま
はい、お客様の送迎や雑貨品の輸送に利用していました。
ただ、送迎の場合は朝と昼とあり、クールタイムが短いため充電の追いつかない場合もありますし、雑貨品の輸送に関しても荷物の重量が重いため、当時お借りしていたEVの性能だとバッテリーの減りが早いというデメリットもありました。
針谷さま
いえ、無料レンタルの期間が満了したので一旦は返却して、社用車としてEVは使っていないのが現状です。しかし、せっかくEV充電器も設置しているので、すぐにではありませんが次はEVにするかもしれません。
7〜8年前と比較すると今はバッテリー容量が大きくなり、航続距離などもガソリン車と遜色のない性能になってきていると聞きます。もう少し検討しますが、EVも選択肢のひとつだなと感じています。すでに充電器はあるので、気軽に選べるのが嬉しいですね。
地図アプリでも表示。利用者増に期待
針谷さま
工事が終わって運用をスタートしてからすぐに利用がありました。さらに周知できるように、これからHPなどに掲載することも考えています。また、エネチェンジのアプリの地図上に表示されているので、今後さらに利用者が増えるのかなと思います。
針谷さま
EV・PHVの普及率に関しては、“新しいものが好き”という県民性もあるのではないかなと思います。ちなみに、ノートパソコンやスマートフォンの普及率も1位ですね。
また、EV充電器は、主にスーパーなど長時間滞在する所でよく見かけます。
EV普及を見据えた設備投資
針谷さま
経営面では、当施設の駐車場が50台以上の収容が可能なため、EV市場の拡大にあわせてEV充電器を増設し、収益化できるプランへ変更することで、利益の面でもプラスになるのではないかと思っています。
将来は必然的にEVも発展していきますし、EV充電器の市場も右肩上がりだと思います。しかし発展速度は一気には上がらないですが、今のうちからEV普及に向けた投資をする必要があると思います。
EV充電における再生可能エネルギーの利用など、エコにも寄与していくことで、環境への配慮としてお客様からの支持が得られると同時に、企業の社会的責任であるCSR活動の一環にもつながるのではないかと思います。