[EV充電導入事例]白馬天然温泉 山のホテル(長野県)
-
社名
幸正産業有限会社
-
施設名
白馬天然温泉 山のホテル
-
業種
宿泊施設
-
都道府県
長野県
幸正産業有限会社が運営する「白馬天然温泉 山のホテル」は長野県の白馬ジャンプ台の目の前に建つリゾートホテルです。北アルプスの雄大な山々に囲まれ、360度見渡す限り豊かな自然を満喫できます。美肌に効果があると評判の温泉やフィンランドサウナも完備し、地元食材を活用した料理も堪能できます。関東圏を中心に、中京圏や北陸圏からもマイカーで多くの観光客が訪れます。
この度、同ホテルにEV充電エネチェンジのEV充電器を導入いただきました。この記事では、マネージャーの武藤さまに導入に至った経緯や今後の展望について詳しくお話をうかがいます。
今回導入いただいた施設
- 山のホテル お客さま用駐車場(長野県北安曇郡白馬村、2口)
探していたのは手間のかからないワントップサービス
武藤さま
以前から興味は持っていました。10年ほど前から政府の補助金がありましたし、EVユーザーのお客さまからもご要望をいただいており、導入は検討していたのですが、なかなか行動に移せませんでした。
武藤さま
当時は導入からアフターサービスまでワンストップで実施しているEV充電サービスは存在しなかったため、自社で家庭用の充電器を設置し、管理しなければならないと思っていました。通常業務を行いつつ充電器を購入して、設置工事を依頼し、その後の運用やメンテナンスまで行うのは、負荷が大きいと考えていたのが正直なところです。さらに設置場所の検討や配線工事の問題もあり後回しにしていました。
しかし、ここ数年で白馬村でもEVを普及させる取り組みも具体化してきましたし、村内のEV充電器も増えてきました。需要も見込めますし、EV充電器の設置を再検討しなければと思い始めていた折に、エネチェンジに依頼すれば初期費用が0円に抑えられるということを知り、具体的な検討をはじめました。
ユーザー数の多さは優位性に直結
武藤さま
最初にお話をいただいた事業者だということもありますが、認知度や実績に安心感があるのもエネチェンジにした理由です。エネチェンジの説明を聞いたうえで、EV充電器について調べてみましたが、広告もよく目にしますし、テレビCMなどでも積極的に広報活動を実施していることがわかりました。私はEVに乗っていないので、利便性については完全には理解できていないと思いますが、それでも知名度と実績がある点は大きな優位性だと判断しました。
導入台数No.1*というシェアの大きさや、アプリ利用者数・ダウンロード数の多さにも魅力を感じています。白馬村には他社のEV充電器もありますが、エネチェンジのサービスを信じてお願いしました。
※認証アプリ提供サービスでの、EV普通充電器(6kW)の設置口数(2024年11月1日時点、GoGoEV調べ)
これからEVは普及するのか?
武藤さま
はい。もちろん興味がないというわけではないんです。実際にEV充電器を設置しましたので、自分にマッチした車種に出会うことができれば検討したいです。
また、白馬という地域の特性上、冬の寒さや雪とEVとの相性は少し懸念しています。実際にEVユーザーと会って話をしたり、ネットで解説記事を読んだりしていますが、賛否両論ありますので迷っているというのが正直なところです。
ある方は「まったく問題はなく快適」と言いますし、一方で「冬は厳しいからEVからハイブリッドに換えた」という経験を語る方もいます。それぞれのライフスタイルや車の性能によって意見が異なるのは承知していますが、この不安を払拭できないままでは、EVの購入に踏み切れないというのが率直な意見です。しかし、「否」の一辺倒ではありませんから、EVのバッテリー性能が向上すれば、おのずとEVは普及してくると予想しています。
武藤さま
EV充電器を導入する前から、原油をはじめとするエネルギーの高騰は見越していましたが、ここまで燃料費が上昇するとは予想していませんでした。燃料費・維持費の観点から見ても、これからEVは普及するでしょう。
EVユーザーは白馬のような自然豊かな場所を愛してくださっているでしょうから、白馬のように環境を大切にする地域では特にEVが増えると思います。今後、夏と冬とで需要がいかに異なるかをデータで把握して、必要であればプラン変更や増設も検討します。EV充電器がお客さまの利便性向上と、白馬の豊かな自然維持の一助になればと思っています。