[EV充電導入事例]EV専門店E-bo(富山県)
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社名
杉政貿易株式会社
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施設名
EV専門店E-bo(イーボ)
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業種
電気自動車専門店
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都道府県
富山県
杉政貿易株式会社は、1965年の設立以来、建設機械や重機などを主に取り扱い地域の建設業を支える総合商社です。
2023年9月に新規事業として富山市にEV専門店「E-bo(イーボ)」をオープンしました。全国的にも珍しいEV専門店「E-bo」の店舗に、EV充電エネチェンジを2口ご導入いただきました。
この記事では、導入の経緯や設置後の展望について、代表取締役の杉政さまに詳しくお話をうかがいます。
今回導入いただいた施設
・お客さま用駐車場(富山市田中町、2口)
全国的にも珍しい「EV専門店」
杉政さま
EVの販売・カスタム・メンテナンス・リペアのサービスを提供しています。輸入車、国産車ともに取り扱っており、ヒョンデ、三菱、日産、スズキなどと代理店契約を結んでおります。
杉政さま
「EVのビジネスをやりたい!」と思って立ち上げた新規事業ですが、EVの現状を知るにつれて業界全体の課題に気付きました。
それはEV充電設備が身近に無ければ、EVに乗ることは難しいという問題です。
自宅に家庭用の充電器を設置している方もいらっしゃいますが、これはあくまで戸建てのケースで、マンションでは住民間の合意形成などのハードルがあり、設置が難しい場合もあります。職場にもEV充電器があればきっと便利ですが、オフィスに従業員用のEV充電器を設置している企業はごく少数なのが現状です。
EVの専門店として店舗を構えるのであれば、EV充電器は不可欠だと考えました。そのような折にエネチェンジの広告を見て、無料で設置できると知り、数社と比較検討したうえでエネチェンジにお願いすることにしました。
EVが増えればEV充電器は不可欠
杉政さま
確実に増えてきています。2022年6月に発売された日産の軽EV「サクラ」やその姉妹車である三菱の「eKクロスEV」は性能・価格ともに優れていて人気です。全国的にもそうですが、この2車種がEVの火付け役になっていると思います。国産車は車種の選択肢が少ないのがネックでしたが、最近はどのメーカーもラインナップが充実してきています。
しかしながらEV充電器の設置数が追いついていないのが現状ですので、私はこれを課題に感じています。
杉政さま
はい。都心部では急速に設置数が増えていますが、それに比べるとギャップを感じます。否定的な意味で「田舎だな」と思われてしまうのは悔しいので、私たちとしても富山にEV充電器を増やしたい一心です。エネチェンジとパートナー提携も結ばせていただきましたので、これからは代理店としても積極的にEV充電器の設置拡大に貢献したいです。
富山の人がちょっとした買い物で外出した際や、うっかり充電を忘れたときなどに、困らないよう町中にEV充電器を増やしていきたいと思っています。
一番の決め手はデザイン
杉政さま
最初に目を引いたのは「設置費用0円」という広告でしたが、それ以外にもエネチェンジを選んだ理由は複数あります。営業担当の方も親切でさまざまなアドバイスをしてくださり、素朴な疑問にも丁寧に答えてくれました。情報収集としてエネチェンジの主催するセミナーにも参加しましたが非常にわかりやすかったです。「なぜ0円で設置できるのか」という仕組みも説明してもらいましたので、安心して設置申し込みできました。
杉政さま
気に入っている点はいくつもありますが、一番の決め手はデザインですね。E-boはエコデザインを意識した現代的な内装にこだわっています。木とコンクリートを組み合わせたカフェ風の施設です。
エネチェンジのEV充電器はグッドデザイン賞も受賞* しているスタイリッシュな見た目で、内装の邪魔をしないので、非常に気に入っています。他社でも0円設置のEV充電サービスはありますが、デザインの面ではエネチェンジの圧勝だと個人的には思っています。0円でも格好悪い充電器なら店舗に置きたくないとまで考えていたくらいです。
*わかりやすく統一感のあるデザインの完成度の高さが評価され、2023年度のグッドデザイン賞を受賞しました。
EVの魅力をもっと広めたい
杉政さま
EVの専門店として、そしてEV充電エネチェンジの代理店として、EVの普及に取り組んでいければと思います。
世間にはまだEVに対して懐疑的な意見も少なくありません。多くは航続距離の問題です。しかしこれはEV充電器の数が増えれば解消されるはずです。最近ではJAFなどでも電欠のサポートをはじめていますし、バッテリーに関する不安要素は今後減っていくはずです。
EV充電器が普及すれば航続距離に関する不安も自然と払拭されることでしょう。EVの専門店として、もっとポジティブにEVの魅力や利点を多くの人に知っていただきたいです。