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[EV充電導入事例]ダイレクトパーク横浜元町中華街 / 平塚西口駐車場 (神奈川県)

  • 社名

    相模石油株式会社

  • 施設名

    ダイレクトパーク横浜元町中華街 / 平塚西口駐車場

  • 業種

    コインパーキング

  • 都道府県

    神奈川県

相模石油株式会社(本社:神奈川県平塚市 代表取締役:小泉光哉)は大正13年に創業、来年2024年で創立100周年を迎える老舗企業です。現在、駐車場事業やレンタカー事業など15の事業を展開しています。

今回、「ダイレクトパーク横浜元町中華街」と「ダイレクトパーク平塚西口駐車場」の2カ所に計2台のEV充電器を設置していただきました。

今回は「EV充電エネチェンジ」を導入いただくことになった背景について、相模石油株式会社の駐車場開発営業部 和田卓也さまにお話をうかがいました。

今回導入いただいた施設

導入いただいた施設のご紹介
  • ダイレクトパーク横浜元町中華街(神奈川県横浜市、1基)
  • ダイレクトパーク平塚西口駐車場(神奈川県平塚市、1基)

「車にガソリンを注ぐことは諦めたが、車にエネルギーを注ぐことは諦めない」

ー EV充電器の設置を決めたきっかけは?

和田さま

今後のEVの需要を見越して決めました。弊社、相模石油は石油製品卸売からスタートし、長らくガソリンスタンドの経営をしていました。しかし、30年前ごろから石油業界、ガソリンスタンド業界を取り巻く環境の変化や規制緩和を受け、駐車場事業やレンタカー事業など多角化経営を行ってきました。

現在ガソリンスタンドは1カ所になりましたが、現代表取締役会長は「車にガソリンを注ぐことは諦めたが、車にエネルギーを注ぐことは諦めない」という信念を掲げています。そのうちのひとつが次世代の乗り物であるEVの充電設備です。

これからEVが普及することを見越して、弊社の運営するコインパーキングや立体駐車場へのEV充電器の設置を決めました。

ー 他にもEVに関連する取り組みは行っていますか?

和田さま

弊社の行っているレンタカー事業では2011年からEVの日産リーフなどを導入しています。そのため、当時から急速充電器を設置していたんです。

現在はメンテナンスのサポートが終了しているため急速充電器は利用していませんが、早い段階からEVの導入とEV充電器の設置をしていました。

決め手は「導入実績No.1」という安心感

ー エネチェンジを選んだ決め手はなんですか?

和田さま

まずは導入実績No.1という安心感が大きなポイントでしたね。

次に収益化の可能性です。エネチェンジの収益化モデルがまさに私たちの求めていたものでした。

エネチェンジ以外の他社様のサービスでは、「充電の売り上げを分配しないかわりに、駐車場の付加価値が上がるから駐車場の値上げをすればよいのではないか?」という提案が多い印象でした。

しかし我々は「車にエネルギーを注ぐ」という意味も込めて、利用者と直接的に関係の成り立つ収益化が健全だと考えています。

エネチェンジのサービスであれば、充電した人が充電した分だけ支払う仕組みですし、支払方法もとても簡単です。

この仕組みであれば、駐車場の料金を値上げせずに済みますし、EVに乗っている人にも、まだEVに乗っていない人にも平等なはずです。「車にエネルギーを注ぐ」をサービスとして、お客様に提供するという弊社の掲げる信念とも合っていました。

導入実績No.1で、充電売上をドライバーから徴収して収益化できるという2点がエネチェンジを選んだ大きな理由です。

※認証アプリ提供サービスでの、EV普通充電器(6kW)の設置口数(2024年11月1日時点、GoGoEV調べ)

2カ月間で、すでに20件の利用があった

ー 実際に導入してみてどうですか?

和田さま

EV充電器を設置してから2カ月ですでに20件の利用がありました。

当施設は自走式の立体駐車場のため、外観から一目でここにEV充電器があるか分かりにくいという課題もありますが、それでもこれだけ使われているのは嬉しいですね。看板を設置したりHPやSNSでの告知活動を行えば、今以上に利用者が増えてくると思います。

ー どのような人が充電していますか?

和田さま

利用者の層としては、平塚にある駐車場は通勤で利用される方が多く、横浜の駐車場は中華街や横浜スタジアムなどを目的に観光で来た方が利用する印象ですね。

横浜は比較的EVドライバーが多いため、もっと台数を増やすことも検討しています。加えて、弊社が運営している他の駐車場への横展開も考えています。

ー 導入の際に苦労した点はありますか?

和田さま

苦労した点はなく、打ち合わせから導入までスムーズに対応していただけました。
今後台数を増やすとなると、電気容量などの課題があるかもしれませんが、今の2台は何の問題もなく導入できました。

“エネルギーを供給する場所”として駐車場の付加価値を高めたい

ー EV充電器の設置によって、今後期待できる効果は?

和田さま

今までの駐車場は “車を停めるだけ” でしたが、今後は “エネルギーを供給する場所” として付加価値を上げていきたいです。

日本でもEV充電器の数は増えてきていますが、インフラとしてはまだ足りないと思います。EVインフラの拡充へも貢献していきたいと思っています。EV充電器を提供する利便性の高い駐車場として業界の先頭に立っていきたいですね。

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