[EV充電導入事例]道の駅クロスロードみつぎ(広島県)
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社名
株式会社みつぎ交流館
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施設名
道の駅クロスロードみつぎ
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業種
道の駅
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都道府県
広島県
「道の駅クロスロードみつぎ」は、株式会社みつぎ交流館が運営する尾道市指定管理施設。
古代山陽道と銀山街道の交差するクロスロードの宿場町として古くから栄えた町で、近隣には天然温泉やグラウンドゴルフ場などがあり、レジャースポットとしても親しまれています。
今後のEV充電の需要増大を見込み、2基の充電器を導入いただきました。
今回導入いただいた施設
- 道の駅クロスロードみつぎ(広島県尾道市、2口)
広島県内の道の駅はEV充電設置率が高いことが導入理由
石原さま
広島県内には21の道の駅がありますが、多くの道の駅がEV充電器を導入しています。当時(2022年8月ごろ)、EV充電器を設置していないのはうちを含めて3施設ほど。広島県内にある道の駅の約85%がEV充電を設置していることになります。
「道の駅クロスロードみつぎ」の開業20年を期に、改修リニューアルをしたいと考えていました。
「駐車場をもっと増設しよう」「屋外トイレに入り口をつけよう」などの議題と並んで「うちも他の道の駅と同様にEV充電器を導入しよう」という結論に至りました。
エネチェンジを選んだ理由は、試行錯誤ができるから
石原さま
ガソリンも値上がりしていますし良い機会かなと思いました。
たくさんの人々が集まる道の駅なので、今後世の中がガソリン車からEVにシフトしていくことを考慮すると必要な設備だと考えました。
まだ早いのかなとも思いましたが、既にEV充電設備を導入済の県内の道の駅にも電話で尋ねたところ「結構な頻度で利用されている」と教えていただいて。
比較するとやはり週末の利用が多いですが、平日でも結構使われているとのことでした。それならばと安心して導入に踏み切ることができました。
「道の駅」が普通充電器を導入する理由は?
石原さま
ひとつは高圧で負荷をかける「急速充電」はバッテリー劣化の恐れがあるとEVドライバーに敬遠されるのではないかという点です。実際のところ、もしかすると今の技術ではもう改善されているのかもしれませんが、不安の声があるくらいなら「普通充電」を提供した方が良いのかなと。
もう一つは、利用時間です。10分程度で完了する急速充電はたしかに便利ですが、それだと道の駅の利用機会が減ってしまいかねません。
1時間もあれば、食事や買い物など、お客様に道の駅を十分に満喫してもらえるので、あえて普通充電器を選びました。
設置してみて実感したEV充電のニーズ
石原さま
「EV充電が使えるとネットで見ましたが、もう利用できますか?」というようなお問い合わせもいくつかいただいております。
これまで知らなかっただけで、EVのドライバーは近隣の充電スポットの情報を気にかけていたんだな、と実感します。
「EV」や「EV充電器」はこれまで無かった全く新しいモノです。検索で見つけてくださるお客様以外にも、幅広く積極的にアピールしていきたいです。
今回設置した充電器は施設の奥まった場所に位置しているため、「この道の駅はEV充電器があります」と沢山の方に知ってもらえるための準備をしています。地元の業者さんに “のぼり看板” を作ってもらっていますし、先日はエネチェンジさんからも看板の提案をいただきました。こうした工夫を重ねて利用を促したいです。
石原さま
EV充電においては認知度の高い会社さんなので、設置看板などの集客力も今後さらに上がってくるのではないかなと思います。
石原さま
「電気自動車(EV)」はこれまで無かった乗り物ですが、これから需要が伸びてくると予想しています。
EV充電器を設置していることを理由に、道の駅を立ち寄りの目的地に設定しようと計画してくれるご家族のお客様もいらっしゃるようです。EVの普及によって、立ち寄りスポットとしての道の駅の需要がさらに伸びてくれればなと思います。