[EV充電導入事例]ABBA RESORTS IZU 坐漁荘(静岡県)
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社名
株式会社坐漁荘
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施設名
ABBA RESORTS IZU 坐漁荘
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業種
宿泊施設
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都道府県
静岡県
「ABBA RESORTS IZU – 坐漁荘」は、国立公園下にある伊豆の浮山温泉郷で、手つかずの自然に育まれてきた純和風の老舗宿。宿名の由来「坐して魚を釣るがごとく」のように、四季折々、五感で感じるひとときを過ごすことができ、露天風呂付き客室ほか、ラグジュアリーリゾートを感じるプライベートプール付きヴィラもあります。
老舗宿「ABBA RESORTS IZU – 坐漁荘」に、「EV充電エネチェンジ」を導入いただくことになった背景や今後の想いについて、総支配人の町田さまにお話をうかがいました。
今回導入いただいた施設
- ABBA RESORTS IZU – 坐漁荘(静岡県伊東市、2口)
EVでお越しのお客様の存在
町田さま
1~2年ほど前から、頻繁にではありませんが、電気自動車でお越しのお客様がいらっしゃるようになりました。
お客様から言われることもなかったのですが、これから電気自動車は増えていくことを見越して、なるべく早めに設置しておけば、電気自動車をご利用されているお客様にも対応できると考えました。
EV普及の流れを先取り
町田さま
お客様の中には、すでに電気自動車を持たれている方もおられると思います。首都圏から坐漁荘までは、車で3時間あまりかかり、走行距離を考えると、電気自動車の利用を控えて、別の交通手段で来ていらっしゃるのではないかと考えたことが理由の1つです。
ここ数年で、ヨーロッパはかなりのスピードで電気自動車が普及していますし、日本でも年間3万台が販売されると耳にしています。また、電気自動車が増えていくのは首都圏からだと想定されますから、流れを先取りし、お客様が困らないように、ということを考えました。どこか充電できる場所が1カ所でもあればいいのではないか、そんな気持ちで充電器を設置を決定しました。
お客様の喜びにつながれば
町田さま
今までは充電器の心配で電気自動車でお越しになられなかった方々に、心配なくお越しいただけるようになるということが一番です。お客様の喜びにつながれば、と思っています。
町田さま
おそらく宿泊の方は、夕方から次の日の朝にかけて使用されますし、現状、宿泊者の方の電気自動車が複数台となることは考えづらいと思います。
とはいえ、せっかく充電器を設置したのですから、坐漁荘のある伊東市から下田市への中継地点で充電できれば、宿泊のお客様以外の方々にも安心して、伊東に来ていただけるのではないかと思いました。
町田さま
ひとつの駐車場にまとめて停車していただくだけでなく、各お部屋の前に駐車場を用意しているお部屋も16室あります。将来、2部屋に1台ベースで充電器を置くような時代がやってくるのがいつ頃になるかと期待しています。
今後5~10年でEVが増えていくことで、充電器の設置の仕方についても考えていかなければいけないのかなと思っています。