[EV充電導入事例]Cafe Lotus(神奈川県)
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社名
Cafe Lotus
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施設名
Cafe Lotus & SCIRO COIN LAUNDRY
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業種
カフェ、コインランドリー
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都道府県
神奈川県
神奈川県川崎市にあるCafe Lotus(カフェロータス)は白い壁に緑のアクセントのおしゃれな外観のカフェです。
日本に数台しかない特殊焙煎機を使い、ダメージ豆は手作業で取り除くなど、こだわり抜いたコーヒーや、スリランカ産のノンブレンド原産茶葉を使用した紅茶を堪能できます。
住宅街にあるお店ですが、近隣の方のみならず、遠方から訪れるお客さんも多く、ゆったりと過ごせる憩いの場として好評です。
隣接したコインランドリーも一緒に経営しているため、利用中の待ち時間にお茶を楽しむのにも最適です。
今回は「EV充電エネチェンジ」を導入いただくことになった背景、実際に導入をしてみた感想をオーナーの岡本さまにお話をうかがいました。
今回導入いただいた施設
- Cafe Lotus(神奈川県川崎市、1口)
- SCIRO COIN LAUNDRY(神奈川県川崎市、1口)
2035年に向けてEVの時代の波に乗り遅れないために
岡本さま
2050年までにカーボンニュートラルを実現するためには、今後ガソリン車の販売を2030年代に禁止するという内容のニュースを見たことがきっかけです。
ニュースを見た後、海外のEV事情についてネットで調べてみると、向こうでは既に普及していることを知ったんです。日本だけ取り残されていると感じました。
2030年まであと約7年しかない中で、30年代には日本の新車が全てEVになっているだろうと考え、EV充電器を導入するなら今しかないと思いました。
2030年間近になり、多くの人が導入を検討する頃には部品の在庫がないなどの問題が出る可能性があります。
現在も半導体が不足している状態ですので、EV充電器を設置しておいて良かったと思います。また、今なら国の補助金があるのでEV充電器を導入しやすかったです。
岡本さま
今は集客を目的として思っていますが、今後EV充電器が普及すれば他との差別化は測れないと感じています。
EV充電器は、不動産のように大きなお金が動く訳ではなく、電気の供給となり比較的安価です。利益や収益を考えてではなく、社会的な流れの一つだと思い設置しました。
EV充電器は誰もが使ってよい設備
岡本さま
以前と比べると増えたと思います。取材中の今もまさにカフェのお客さんが充電しながらお茶を飲んでいますよ。
でも「出先でのEV充電サービス」の概念がまだ一般ドライバーにまでは浸透していないのかな、というのが正直な印象です。
当店の周辺地域のマンションにお住まいの方に、「EVを夜に充電して朝お持ち帰りになっても大丈夫ですよ」と言うのですが「それは悪いですよ」と遠慮されることがあります。
どうやら「無料でEVを充電して良いらしい」と勘違いしてしまったようです。
街中のEV充電器は、充電料金を支払えば誰もが使えるインフラサービスという理解がさらに普及すれば、おのずと皆さんは遠慮せずに使ってもらえると思います。
エネチェンジなら導入後のサポートが手厚い
岡本さま
エネチェンジさんであれば、設置後の運用もサポートしてくれる仕組みが整っているので安心して使用できると思い選びました。
最初は自分でEV充電器を設置しようと思い、まずは馴染みのある他社の電機メーカーさんからEV充電器についてお話をうかがいました。
自宅用であれば設置するだけで問題ありませんが、店舗に設置してお客様から充電料金を徴収したい場合、お客様が使いやすい仕組みや、管理できるシステムが必要だと思いました。
エネチェンジさんであれば、EV充電器の設置手配から「充電管理システム」や「ユーザ向けの課金アプリの提供」、「利用者さまからのお問合せ対応」など全体の仕組みが整っていることが魅力でした。
社会的な流れでどこにでもEV充電器があって当たり前な世の中になる
岡本さま
現在、川崎市の梶が谷駅周辺にEV充電器が少ないため、EV充電器を使いたい方が来てくださるという意味では集客効果があると思います。
ただし、そういった集客も一時的なもので、次第に薄れていくでしょう。
2030年以降には、もっと多くのEV充電器が設置され周りとの差別化は難しくなります。しかし、私は社会的な流れが、場所を問わずEV充電器がある世の中になると考えています。
岡本さま
今、世界の価値観が大きく変わってきていると思います。
以前までは損得(儲かるか儲からないか)の価値観だけで物事が進んできましたが、今後は善悪の価値観(環境に良いか悪いか)が存在していくと考えています。
アメリカやヨーロッパでは、SDGsの流れはお金が掛かり得することではないかも知れないが、今この取り組みをしなければ「将来私たちは存続可能なのか」を考え直そうという動きがあり、EVが普及してきています。
こうした国際的な流れを受けて私も何かしなければならないという使命感から、EV充電器を設置しました。