[EV充電導入事例]秋保風雅(宮城県)
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社名
株式会社リロバケーションズ
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施設名
秋保風雅
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業種
宿泊施設
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都道府県
宮城県
名取川のめぐみ豊かな秋保町に2023年4月にリブランドオープンした秋保風雅。仙台藩主伊達政宗公ゆかりの御浴場として代々愛されてきた名湯で、秋保エリア内唯一の屋内フィンランドサウナや、レコードと共に愉しむバーでの〆パフェなどワンランク上の非日常を堪能できるおとなのお宿です。
運営主体のリロバケーションズでは、全国に会員制リゾート施設や数多くの上質な旅館を展開しています。
EV充電エネチェンジのEV充電器をご導入いただいたきっかけやご感想について株式会社リロバケーションズ 購買調達グループの角 英治さま、秋保風雅 支配人の佐藤 宏紀さまにお話をうかがいました。
今回導入いただいた施設
・秋保風雅(宮城県仙台市、4口)
エネチェンジを選んだ3つの理由
角さま
当社は企業理念として「“自然との共生”を通じて人類の発展に貢献する <SDGsの推進>」を掲げております。その取り組みの1つとして、「EV充電器を全施設に設置する」というプロジェクトをスタートし、2025年の達成を目指し全社で取り組んでいます。
画像引用:株式会社リロバケーションズ
角さま
まずは一般的な普通充電器(3.2kW)の倍速で充電ができることです。6kWの普通充電器なら一晩でほぼ満充電にすることができると聞き、当社のような宿泊施設と相性がいいなと思いました。各自動車メーカーが発行する充電カードが使えること、設置口数No.1*だったことも選んだ理由ですね。このユーザビリティ(使いやすさや満足度)の高さなら、ホテルにご宿泊されるお客さまにもご満足いただけるのではないかと思い、エネチェンジの導入を決めました。
※認証アプリ提供サービスでの、EV普通充電器(6kW)の設置口数(2024年11月1日時点、GoGoEV調べ)
佐藤さま
秋保風雅のある宮城県では、EVの普及はまだまだこれからかなと感じています。ですが、秋保近隣の施設でも充電スポットが増えてきていますし、今後は利用される方が増えていくのではないかと期待しております。
角さま
実際にEVに乗っている社員もいます。お客さまの利用も導入当初の想定以上ですし、EVの広がりが感じられます。社用車も10台以上EVに変えていますが、実際に業務で使っている社員からの評判も好評です。会社全体としてみても、EVに対する認識は高まってきていますね。
角さま
当ホテルを選ぶ1つのきっかけにしていただけたら嬉しいですね。EV車ユーザーが、「EV充電器もあるし、秋保風雅に泊まろうか」と検討されるような、施設がもともとご提供している魅力+αの宿泊の理由になることを期待しています。
ホテル業だからこそできるSDGsへの取り組み
角さま
当社ではEV充電器の設置のほかにも、さまざまな角度からSDGsへの取り組みを進めています。
たとえば、給湯は私たち宿泊施設には欠かせない設備です。今まではボイラーを重油やガスで稼働させていましたが、当社の施設「別府風雅」では2021年にヒートポンプ給湯器を導入し、重油使用率を6割以上削減することができました。ほかの施設でも順次切り替えを予定しています。
また、お客さまのお部屋の冷蔵庫にご用意していたペットボトルの水を廃止し、ウォーターサーバーを設置しました。水差しでお好きな量を部屋にお持ちいただくスタイルに変更することで月平均6ケース、約44キロのプラスチックが削減できました。
佐藤さま
秋保風雅でもご不便という声よりは、むしろ「自分たちで水を汲むという作業まで楽しい」という前向きなお声をいただいております。
SDGsの17項目すべてに対し、継続して取り組んでいくことは簡単ではありませんが、私たちホテル業でできることはなんだろうかとアイデアを出し合いながら進めているところです。
人も車も「満タン」になる、非日常の空間を
角さま
EV充電器を設置することは、お客さまの満足につながるような施設作りと、SDGsへの取り組みの両方に繋がっていくと考えております。
おいしいお料理とお風呂で非日常を愉しんでいただき、人も車も充電満タンでお帰りいただけたら嬉しいです。
動画引用:夜を彩る大人の宿「秋保風雅」