[EV充電導入事例]株式会社アップルパーク(東京都)
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社名
株式会社アップルパーク
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施設名
アップルパーク赤羽第2ステーション
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業種
駐車場・駐輪場の運営
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都道府県
東京都
株式会社アップルパークは創業30年の駐車場や駐輪場の総合プロデュースを行っている会社です。
日本全国でコインパーキングやコイン式の駐輪場をメインに行っており、土地の有効活用や、狭小地、変形地での良い活用方法、駐車場経営に興味がある方へノーコスト・ノーリスクの駐車場経営のサポートをしています。
今回は「EV充電エネチェンジ」を導入いただくことになった背景について、フィールドマーケティング課の課長広瀬さまにお話をうかがいました。
今回導入いただいた施設
- アップルパーク赤羽第2ステーション(東京都北区、1口)
EV充電器が売上に直結するのか検証すべく導入へ
広瀬さま
2050年のカーボンニュートラル社会の実現に向け、2035年にガソリン車やディーゼル車の販売がされなくなるといった社会的な流れを汲み、電気自動車(EV)が今後も増えていくと見込んでいます。そのため、EV充電器の導入をしてみたいと思いました。
弊社はコインパーキングを運営していますが、私たちには今までに駐車場へのEV充電器設置の事例がなく、EV充電器の収益性についてまずは検証したく、試験的な導入にいたりました。
広瀬さま
まずは集客面のメリットです。EV充電器があるからという理由で弊社のコインパーキングを選んでいただければなと。さらに、もし充電目的で駐車滞在時間が伸びるとすれば、それは顧客単価の上昇にも直結します。
いずれも駐車場としての売上アップにつながることが理想です。
広瀬さま
検討いたしましたが、高出力の急速充電だと、特別工事が必要な上にキュービクルのような設備も用意しないといけないため普通充電器よりも広い場所を必要とします。
そのため、コインパーキングの車室が減ることやデッドスペースなどの小さなスペースの活用ができなくなります。また、急速充電器の設置費用は高額になり現実的ではないと思いました。
エネチェンジさんの普通充電器であれば急速充電器のような特別な工事が必要なく、少しのスペースに設置可能なため弊社に合っていると感じました。
EV充電器が売上に直結するのかの知見をまずは得たい
広瀬さま
今回EV充電器を設置した赤羽エリアにはEVが少ないため、EVの使用率などの検証が難しいということがあれば、EVの多い都心部のコインパーキングに改めて設置をし、再検証を検討しています。
今後EV充電器とコインパーキングの親和性がさらに高まれば設置台数を徐々に増やすことも考えています。
広瀬さま
EV充電器を設置している施設がサービスとしてマンションや商業施設にあるイメージで、まだまだ設置台数としては少ない印象です。エネチェンジのEV充電器のように使用した分だけ決済ができるEV充電が拡充していくのはこれからだと考えています。
広瀬さま
EVの普及に対してEVの充電インフラが追いついていないと感じています。駐車場業界に関しては、いまはまだ社会の流れに敏感な企業だけが、徐々にEV充電器の導入を始めている感覚です。今後大手が参入してくれば大きく状況は変わるでしょう。
私たちとしては、大手を含む他社がEV充電器の導入を始めたときに遅れを取らないようにすることが大切だと思っています。
エネチェンジさんであれば全国各所の知見があるため、サポートいただけるのも魅力でした。周りがEVインフラを整え始める前に、エネチェンジさんのEV充電器を導入することで検証し、どういった効果があるのかを知っておきたいと思いました。