[EV充電導入事例]株式会社ほうねん(大分県)
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社名
株式会社ほうねん
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施設名
ルート光吉
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業種
集合住宅
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都道府県
大分県

大分県大分市で環境に配慮した農薬・肥料の販売や、バッテリー式農機具の普及、中古農機のメンテナンスを展開している株式会社ほうねんは、不動産事業との両軸でSDGsの取り組みも積極的に進めています。今回は、株式会社ほうねんの代表取締役である朝久野 徹さまに、大分県大分市にあるマンション「ルート光吉」へEV充電エネチェンジを導入いただいたきっかけや経緯について詳しく伺いました。
今回導入いただいた施設

・ルート光吉(大分県大分市、8口)
地域農業を稼げる農業へ
朝久野さま
株式会社ほうねんは、大分県内で肥料・農薬・農業機械・種子・ハウス資材などを販売しながら、機械修理、ビニールハウス施工、土壌診断などのサポート事業も行っている会社です。農業に携わる皆さまを支えると同時に、「地域農業を稼げる農業へ」というビジョンのもと、不動産事業や人材紹介事業、福祉関連事業も展開しています。


朝久野さま
従来の肥料・農薬は農業の成長とともに常に使われてきましたが、今後持続的な農業を推進していくためには、環境保護という観点で土に優しく、持続可能な農薬や肥料が必要です。また、機械に関しては排気ガスを抑制できるバッテリー式の商材の販売を推進していくことが、SDGsの大きな流れになると思います。すべてをすぐに切り替えることはできませんが、環境に配慮した商材を提供していきたいと思います。
当社で提供している商品がSDGsにつながるように、という視点は常日頃から大切にしております。不動産事業など他の事業でも、その方針は一貫させていきたいと考えています。
マンションへEV充電器を導入したきっかけ

朝久野さま
環境配慮型社会への転換が進む中、EVへの移行は今後さらに加速すると考えています。そうした中で、当社が所有するマンションの付加価値向上や、地域住民の利便性向上のために、EV充電器の設置を検討しました。
また、「持続可能な社会づくりに貢献する」という企業理念に基づき、再生可能エネルギーや次世代インフラへの対応は、これからの経営に欠かせないものと捉えています。
妻がEVに乗っていますが、充電できる場所がまだまだ限られていると感じていました。朝早くからディーラーで充電している方や順番待ちしている方を見かけることもあります。入居者さまの中にもEVユーザーの方がいましたし、早急にEV充電器の環境を整えることがベストだと考えました。
朝久野さま
主に以下の3つの効果を期待して導入しました。
1. マンションの資産価値の向上
2. EVユーザーの入居促進
3. 企業としての環境配慮・地域貢献の発信
入居者さまの満足度向上だけでなく、地域から選ばれる物件づくりに寄与すると考えています。
朝久野さま
見かけることはありますよ。EV充電器はコンビニに設置しているところもありますが、商業施設とディーラーがほとんどではないでしょうか。大分県では1人1台車を持つのが一般的です。一戸建てなら自宅に充電器を設置できますが、共用のマンションや賃貸では難しいのではないでしょうか。
「丁寧な説明」「迅速な対応」「柔軟な提案力」

朝久野さま
正直なところ、費用や設置の際のトラブルについては若干の不安もありました。しかし、ミライズエネチェンジの初期費用ゼロプランとわかりやすいサポート体制のおかげで、安心して導入に踏み切れました。
朝久野さま
複数社を比較しましたが、ミライズエネチェンジは「丁寧な説明」と「迅速な対応」、そして「設置から運用までの手間が少ない点」が際立っていました。また、EV市場の動向に即した柔軟な提案力も魅力的でした。
朝久野さま
EVユーザーの入居者や近隣の方からは、「助かる」「充電ステーションを探す手間が省けた」といった声が寄せられています。また、まだEVに乗っていない方からも「これから買い替えるときに安心」との反響を頂いています。
今の段階では十分な設置台数だと思っていますが、ほかにもEVを検討している方や所有している方が増えていくかもしれません。近隣エリアでもEVの需要は高まっていくと思いますし、状況をみながら拡充も視野に入れていきたいですね。
朝久野さま
営業担当の方は、こちらの状況に親身に寄り添いながらご提案くださり、非常に信頼のおける対応でした。工事担当の方も、丁寧かつスムーズな施工をしてくださり、設置後の仕上がりにも満足しています。
改善してほしい点はほとんど見当たりませんが、運用開始後の定期的なフォローアップがあると、さらに安心感が増すと感じています。
EV充電器の設置は差別化と将来への備え
朝久野さま
入居者の入れ替わりの際も、EV充電器があることで物件の価値も高まりますし、設置しないという選択肢はないと思います。
今後の不動産価値や入居率を考えたときに、EV充電器の設置は確実に「差別化」と「将来への備え」になります。私自身、設置して本当に良かったと感じています。補助金が活用できる今なら初期費用がかからず、導入のハードルは思ったより低いので、ぜひ前向きに検討してみてください。