[EV充電導入事例]岡谷市役所(長野県)
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社名
長野県岡谷市
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施設名
岡谷市役所
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業種
自治体
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都道府県
長野県
長野県岡谷市の市役所内立体駐車場に、このたびEV充電エネチェンジのEV充電器が設置されました。長野県内の自治体施設にEV充電エネチェンジが導入されるのは初めてです。
岡谷市は、2024年2月14日にEV普通充電器の運用開始をお知らせするセレモニーを開催し、早出一真市長が充電デモンストレーションを行い、充電操作を体験されました。
ここでは、セレモニーの様子とともに、充電器を導入した経緯についてお伝えします。
今回導入いただいた施設
- 岡谷市役所 立体駐車場1階南13番・14番 (長野県岡谷市 2口)
▼岡谷市の環境への取り組み
岡谷市は2022年3月に「2050年ゼロカーボンシティ宣言※」を表明し、2023年度の新規事業として「地球にやさしいEV車両導入促進事業」を掲げ、公用車両としてEV2台を導入しています。
さらなる地球温暖化防止策を推進しようと取り組む中で、市民などに開放するEV充電設備の整備に着手されました。 国の充電インフラ整備事業補助金のほか、EV充電エネチェンジの「導入支援金」を活用して、設置が完了しました。 設置したEV充電器は、市役所の利用者はもちろん、市役所周辺の岡谷市文化会館、岡谷市民病院を利用するEVユーザーも利用することができます。
※2050年に二酸化炭素実質排出量ゼロを目指す地方公共団体が表明する宣言。2023年12月末時点で1013の自治体(46都道府県、570市、22特別区、327町、48村)が宣言を行っています。
セレモニー開催「EV充電設備の整備でカーボンニュートラルを目指す」
EV充電エネチェンジの普通充電器の運用開始にあたり、岡谷市主催でセレモニーが開かれました。セレモニーには関係各所ご担当者や地元メディア約15名が出席し、市長が岡谷市役所へのEV充電器導入の経緯についてお話しされました。
早出市長
国内においてはEVの普及にともない、公共施設や商業施設においてEV充電設備の整備が進んでいる中で、本市においてもこのたび運用が開始されたEV充電設備を多くの市民の皆さまに活用してもらうことで、カーボンニュートラル、地球温暖化防止、市民の地球環境への意識の醸成を図っていきたいです。
そういった中で、2050年二酸化炭素排出量実質ゼロを掲げていきたいと考えています。
“市長がEV充電を体験” EV充電デモンストレーションを実施
セレモニー終了後、岡谷市公用車の日産サクラを使用し、EV充電デモンストレーションが実施されました。
ENECHANGE執行役員の内藤がアプリや充電カードを使った充電方法について解説しながら、実際に早出市長に充電操作を行っていただきました。ここでは、アプリを使った充電デモンストレーションの内容を紹介します。
内藤
EV充電エネチェンジのアプリを起動しますと、「充電器をEVの充電口に接続してください」と表示されますので、市長お願いできますでしょうか?
内藤
接続が完了したら、充電器のQRコードを読み取っていただき、「充電を開始する」のボタンを押していただきますと、ピッという音が鳴ります。これで充電開始です。充電を体験されて、いかがでしたか?
早出市長
非常に簡単で、誰でもわかりやすく(操作)できると思います。
早出市長は、今回のデモンストレーションで初めてEV充電操作をされたとのことで、EVに充電器を接続する動作の簡単さや、アプリひとつで充電できる手軽さに驚かれている様子でした。
EV充電器の設置が地域の脱炭素化につながることから、全国の自治体施設において、EV充電エネチェンジの導入が加速しています。
▼EV充電エネチェンジを導入した自治体の例
・岩手県久慈市
・秋田県大仙市、湯沢市
・神奈川県横浜市、横須賀市、小田原市
・新潟県村上市、新発田市、燕市
・愛知県蒲郡市
・大阪府吹田市
・岡山県新見市
・香川県東かがわ市
・福岡県北九州市、みやま市
……など
EV充電の導入を検討している自治体のご担当者さまは、こちらのページをお読みください。自治体施設への充電器設置のメリットや導入費用に関する情報などをご覧いただけます。