[EV充電導入事例]NEMU RESORT(三重県)
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社名
伊勢志摩リゾートマネジメント株式会社
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施設名
NEMU RESORT
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業種
宿泊業
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都道府県
三重県
伊勢志摩リゾートマネジメント株式会社はリゾートホテルや旅館、ゴルフ場を運営している会社です。
今回EV充電器を導入したリゾートホテルのNEMU RESORTは、併設したNEMU GOLF CLUBもあり宿泊者はもちろんのこと宿泊されない方でもゴルフを楽しめます。
今回は「EV充電エネチェンジ」を導入いただくことになった背景について、NEMU RESORTのご担当の奥田さまにお話をうかがいました。
今回導入いただいた施設
- NEMU RESORT(三重県志摩市、2基)
お客様から「EV充電器はありますか?」と問い合わせがあり導入を決意
奥田さま
部署の垣根をこえて社内で集まるミーティングを定期的に行っているのですが、予約業務担当課から「電気自動車を使用しているのですが、EV充電器の設備はありますか?」という事前確認の電話問い合わせがお客様から増えてきたと聞きました。
これを機に、EV充電器に対するお客様の要望増を感じ調べ始めたんです。調べているうちに伊勢志摩でもEV充電器を導入する宿泊施設が出てきていることを知り、弊社でもそろそろ導入しようと思いました。
奥田さま
EV充電器導入前は、電気自動車が増加しているなと肌で感じてはいませんでした。
しかし、EV充電器導入直後に宿泊のお客様が1回で5時間ほど使用した履歴を確認して、お客様が「EV充電器を使いたい」と声に出すことはなくとも、設備があれば使う方もいるというのは新たな気づきでした。
そのため、少しずつEV / PHV のお客様が増えてきたなと感じます。
初期費用・月額費用がなく負担がないため、需要を図るのに最適だった
奥田さま
EV充電器の導入検討時に、どれくらい需要があるか不明なことが1番の理由です。弊社のNEMU RESORTの敷地内にAMANEMUというホテルがあり、既にEV充電器を設置しているのですが使用量はそんなに多くないと聞いていました。そのため、客層が違えどまだEV充電器使用者が多くはないのかなという印象でした。
しかし、EV充電器の有無の問い合わせはある状況だったので、EVユーザーが弊社施設へ来ることを考えているという証拠なので、需要は0ではないと思いました。
まずは様子見として、EV充電器を導入したらどのくらいのお客様が使うのか知るために、初期費用・月額費用がなく弊社に負担がないプランにしました。
今後、EVが世の中に増え、お客様の大半がEV充電器を使用するような状況になれば、会社として柔軟にプラン変更も考えていきたいです。
土地の所有者が異なり複雑な手続きもエネチェンジならスムーズ
奥田さま
親会社が不動産会社になっており、一部土地の賃貸借にあたるため土地の利用許可承諾が必要でした。賃貸借についてや、今後土地の契約元が変更になる場合などはどうするかなどの確認も必要でした。
しかし、社長から弊社の施設をコストをかけずにお客様へのサービス向上を実現したいことを不動産会社へ伝えたことが後押しになり、導入することができました。
奥田さま
EV充電器導入の申し込みの段階で、エネチェンジさんから今後の流れをうかがっていたため、最初から不動産会社への確認が必要なことがわかりました。
不動産会社との確認以外の手続きについてはスムーズに行うことができました。
上場企業であり0円の導入にも安心感があった。CMでEV充電器利用増にも期待
奥田さま
初期費用・月額費用がかからないプランがあることが魅力的だったからです。
東海地方にあるEV充電器の会社様含め他社様からも何件か「EV充電器を導入しませんか?」という声をいただいていましたが、0円のプランがあるのはEV充電エネチェンジだけでした。担当の営業の方が親身になっていろいろ調べてくださり、手続きもスムーズに行うことができました。
奥田さま
東海地方にある近隣会社の方が故障した際にはすぐに対応してくれて良いと思いましたが、大手の会社がなく、エネチェンジさんのほうが上場企業ということもあり安心感があるなと。
また、EV充電器を導入してすぐのタイミングでEV充電エネチェンジからテレビCMが出て、EV充電器利用増加のいい追い風にもなるなと感じました。
EV充電器があることを強みとしてアピール。宿泊施設の絞り込み検索で弾かれないために
奥田さま
まず、お客様にEV充電があることを広報活動を通してアピールできると考えています。宿泊施設の検索サイトで、設備やサービスなどの絞り込み機能があり、「電気自動車充電スタンド」でフィルターをかけられるようになってきています。そういったところで弊社の施設が弾かれないようにできると思っています。
今後EVユーザーが増えればEV充電器のある宿泊施設を検索するお客様が増えてくると見込んでいます。EV充電器があることによって集客の手助けになってくれるのではと。
2023年度の補助金が出た際には、弊社が別途経営している別の旅館や国際ホテルにもEV充電器を導入予定です。
スタッフがEVへ乗り換え、EVがより身近な存在に
※2009~2021年の都道府県別の電気自動車(EV・PHV)の普及状況(補助金交付台数、次世代自動車振興センター調べ)を、人口1万人あたりでENECHANGEが算出
奥田さま
スタッフの中にクルマをEVに買い替えた者が数名出てきました。EVの乗り心地についての話をするなど、日常生活にもEVが会話に登場し、より身近になっているなと肌で感じています。今後どんどんとEVの普及が進んでいくのではないかと思います。